米ニューヨークで講演したヒラリー・クリントン元米国務長官(2017年5月3日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】昨年の米大統領選で敗れた民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官が15日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に「抵抗」する政治団体を立ち上げ、政治の舞台に復帰した。

 クリントン氏はツイッター(Twitter)への投稿で、過去数か月じっくり考え、家族と時間を過ごした末、人々に活動への参加や公職選への立候補などを促すために政治団体「Onwards Together(共に前へ)」を発足させることにしたと明らかにした。

 団体のウェブサイトも開設され、進歩的な価値観を推進するとともに、訪問者に昨年11月の大統領選で6600万人近くがクリントン氏に投票した事実を思い起こさせたいとしている。

 声明では「われわれはここ数か月、人々が弱い者いじめや憎悪、うそ、あつれきに抵抗し、より公正で包摂的な米国を擁護するために集まれば何ができるかを目にしてきた」と説明。

「私たちが今感じている情熱や決意をもって闘い、そのエネルギーを2017年、2018年、さらに2020年以降まで持ち続ければ、どれほどのことができるか予想もつかない」と述べている。

 クリントン氏によると、2004年の大統領選に向けた民主党の候補指名争いに出馬した左派系のハワード・ディーン(Howard Dean)元バーモント(Vermont)州知事も、新しい政治団体に賛同しているという。

 クリントン氏はツイッターに、トランプ氏に予想外の敗北を喫したことを念頭に「今年は私が思い描いていたものではなかった」としつつも、「私は自分が何のためにまだ闘っているのか分かっている。もっと寛大で包容力のあるアメリカにするためよ。前に進みましょう!」と書いている。

 クリントン氏は現在、トランプ氏に敗れた昨年の大統領選に関する本を執筆しており、年内の刊行が予定されている。
【翻訳編集】AFPBB News