ひげそりシーンはファスベンダー自ら提案 (C)2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC

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 「それでも夜は明ける」のマイケル・ファスベンダーと「リリーのすべて」のオスカー女優アリシア・ビカンダーが夫婦役を演じたラブストーリー「光をくれた人」の本編映像が、公開された。

 全世界で40以上の言語に翻訳されたM・L・ステッドマン氏によるベストセラー小説「海を照らす光」を、「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督が映画化。2度の流産を経験した灯台守のトム(ファスベンダー)と妻イザベル(ビカンダー)は、ボートで漂着した赤ん坊を自分たちの娘として育て始める。だが4年後、赤ん坊の本当の母親ハナ(レイチェル・ワイズ)が現れたことから、夫婦を激しい苦悩が襲う。

 本編映像では、トムのひげをイザベルが丁寧にそり、トムが「妙な気分だよ」とほほ笑むさまや、2人が口づけをかわす姿、裸で抱き合う様子など幸せの絶頂にいるトムとイザベルの姿が切り取られている。ひげをそるシーンは、元々脚本にはなかったシーンを、好きな相手のために自分を変えるという、愛の証を表現するためにファスベンダー自身が提案したもの。映画撮影において、通常であれば俳優に刃物を持たせることも、刃物でひげをそらせることも御法度。何カ月もかけてスタジオを説得した結果、生まれたものだという。

 シアンフランス監督は、ファスベンダーからアイデアを聞いた際を振り返り「最高のアイデアだと思ったよ。男女の関係ってそういうものだからね。相手のために自分を変えるのさ。トムが“壁”を取り除く瞬間を見せることもできた」と語っている。

 「光をくれた人」は、5月26日から全国公開。