11日、韓国・チャンネルAが、死亡判定を受けた患者が遺体安置所に入る直前に生き返ったというニュースを伝えた。蘇生措置をはじめ通常の措置を行った後に生き返ったというミステリアスなニュースに、韓国のネットユーザーの声もさまざまだ。資料写真。

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2017年5月11日、韓国・チャンネルAが、死亡判定を受けた患者が遺体安置所に入る直前に生き返ったというニュースを伝えた。病院側は、医学的に説明がつかない「ミステリー」と説明しているという。

5月9日、ソウル近郊、京畿(キョンギ)道の大型病院に入院し集中治療室で治療を受けていた82歳のキムさんが医師から「死亡判定」を受けた。死亡診断書には9日午後0時40分に心停止で死亡と書かれている。

しかし死亡判定から1時間余り、葬儀場に遺体を移そうとしたところでキムさんが呼吸をしていることに家族が気付いた。集中治療室に戻されたキムさんは数時間後に意識を回復、家族は「父が生きていることも知らず葬儀を行うところだった」「もし(霊安室の)冷凍庫に送られていたなら大変なことになっていた」と怒りをあらわにした。

病院側は「心停止状態だったキムさんに対し心肺蘇生措置を2回行うなど十分な措置は取った」とし「その後も呼吸と脈拍が戻らず家族が見守る中、通常の臨終の確認手続きを行った」と釈明した。

現在キムさんは食事ができるほどに回復し、近々一般病室に移動する予定だという。

報道を受けた韓国のネットユーザーの声はさまざまだ。「自分の周りでも同じようなことがあった」という複数の体験談が上がったほか、「閻魔(えんま)大王から何か指示があったのだ」「神様がまだお呼びではなかったのです。残りの人生を幸せに、また善きものに」「死後の世界は見たのかな」とユーモアを交えながらキムさんの幸運を喜ぶ声が多く寄せられた。

また、「息をしているのに気付かなかったらどうなっていただろう?」「今まで霊安室の中で死んでいった人もいるのかも…」「こういうことがあるから、死んだとしてもすぐに冷凍庫に移しちゃ駄目だ」と病院側の処理について疑問を呈する声や、「昔からこんなことがあるから、三日葬(死亡後3日後に行う葬式)をしていたのさ。3日以内に生き返ることもあったから」と、韓国の伝統的な葬儀について説明する声も。

さらに「僕の母ももう一回生き返ってくれたらいいのに。こんな奇跡が僕にも起こってくれたなら」と、亡くなった母への思いを吐露する声も聞かれた。(翻訳・編集/木暮)