15日、中国メディア・北京時間、中国の果物市場における暗黙の業界ルールについて暴露する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はマンゴー。

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2017年5月15日、中国メディア・北京時間は中国の果物市場における暗黙の業界ルールについて暴露する記事を掲載した。

記事は、湖南省湘潭市にある金陽城江南の野菜・果物市場を紹介。マンゴーの季節を迎えているが、消費者が購入した1箱13キロのマンゴーのうち、段ボールや中に詰めた紙類がかなりの部分を占めているとの報告があったという。

そこで記者が市場へ取材に出かけ、実際に業者からマンゴー1箱を143元(約2350円)で購入。業者は「13キロ」だとして販売していたが、実際に計量してみると12.6キログラムで400グラムほど少なかった。さらにマンゴーだけを取り出して再び計量すると、段ボールと中の紙だけで5キロもあったという。つまり、マンゴーは実際には7.6キロしかなかったことになる。

記者が取材を続けたところ、この市場ではこれは普通のことで、販売業者によると価格が安すぎるため紙を入れざるを得ず、これは業界の暗黙のルールになっているという。

記事は、輸送中の破損を防ぐために紙を入れるのは理解できるものの、重量を増やすために紙を入れるのは詐欺にも近い行為で、こうした小細工は消費者から嫌われ、誠意ある商売こそ真の成功の秘訣だと結んだ。

これに対し、中国のネットユーザーからは「暗黙のルールと言えば聞こえはいいが、要するにごまかしだ」「中国という土地に誠意などというものが存在する地域なんてあるのか?」などのコメントが寄せられた。

また、「去年、ナツメを2箱買ったら中から1.5リットルのペットボトル入り水が1本ずつ出てきた」「別にいいさ。とても中国らしいじゃないか」とのコメントもあり、中国ではよくあることのようである。(翻訳・編集/山中)