中国国家海洋局の孫書賢副局長はこのほど、全国海洋防災・減災宣伝活動において、「わが国は世界で海洋災害の影響が最も深刻な国の一つだ。特に海洋経済の高度発展に伴い、沿岸部は中国の人口と富が最も密集し、生産・生活要素が最も多元的な地域になっている。海洋災害リスク及び防災・減災情勢は依然として深刻だ」と話した。科技日報が伝えた。

情報によると、中国の海洋災害は種々雑多で、風津波、高波、海氷、津波、海水面上昇、海岸の侵食、赤潮などの自然災害が含まれる。また海上の原油漏れ、危険化学品の漏洩など、海洋環境の突発的な事件もある。世界的には海抜5メートル以下の沿岸部は、海洋災害の危険エリアとされている。中国の沿岸部では、このような低地が約14万3900平方キロメートルあり、常住人口は世界の危険エリアで暮らす人口の27%を占める7000万人以上に達する。統計データによると、中国の海洋災害による直接的な経済損失は、2011−16年の間に2010億元(約3兆3000億円)に達した。うち風津波による直接的な経済損失が約9割を占める。(提供/人民網日本語版・編集/YF)