140字以内で示すリーダーシップ トップ企業幹部に学ぶツイッター活用法

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リーダーシップが何たるものであるかをつかみ切ることは、時に難しい。それは自分が上司やプロジェクトリーダーであることかもしれないし、職場や家庭、地域社会で模範を示すことかもしれない。

しかし時代は変わり、リーダーシップはオンライン上で新たな場を見いだした。私たちが影響を及ぼす相手は、現実世界の人々からデジタル世界のフォロワーへと変わった。経営大学院のインシアードの調べによれば、CEOがソーシャルメディアを活用する企業により大きな信頼を置く消費者の割合は82%、ソーシャルメディアを活用するリーダーのいる組織で働きたいと思う人の割合は78%に上っている。

私たちは、有能なリーダーがどのようにツイッターをリーダーシップツールとして利用しているかに興味を持った。何について話し、どんな情報を共有しているのだろう? そしてその理由は? 分かったのは以下の5点だ。

1. 情報のシェア

新たなプロジェクトや事業買収、大きな成果、成長の継続、もしくはメディア露出など、伝えたい情報をフォロワーに発信するシンプルな方法としてツイッターを利用するリーダーは多い。

エアビーアンドビー‎の共同創業者でCEOのブライアン・チェスキーはツイッター活用に非常に積極的で、公式アカウント(@bchesky)で頻繁に情報を共有している。例えば最近には「エアビーアンドビーは、世界30か国60都市で@MakeAWish(闘病生活を送る子どもたちの願いを叶える慈善団体)に寄せられた願いの実現を支援してきた」と投稿した。

こうした情報は世間一般に対して誇れるだけでなく、自社の従業員に対しても大きな意味を持つメッセージとなる。

2. 知恵のシェア

好きな格言や起業時の思い出などをツイートする。リーダーの中には、知恵を共有する場所としてツイッターを利用し、フォロワーのモチベーションを上げるだけでなく、自身のインスピレーションの源を従業員に共有している。

ヴァージンの創業者でCEOのリチャード・ブランソン(@richardbranson)は、自身の失敗から得た知恵や教訓をよくツイートしている。最近にはこんなコメント付き画像を投稿した。「転機というものは、しばしば暗闇の瞬間から現れる一方で、私たちを偉大な光やひらめきの瞬間に導いてくれる」

3. 関係構築

ベテランCEOにツイッターを利用すべきかどうか最近尋ねられたことがある。彼はこう悩んでいた。「何をつぶやいていいのか分からない。来たるセールについて話すべきか、それとも最近こだわり始めたファッショナブルな靴下への思いについて語ったほうがいいのか」──

セール情報をツイートすることで成功した事例もあるが、そうした投稿はフォロワーとの関係強化に必ずしもつながらない。フォロワーは単に、あなたがどんな人間なのかをもう少し知りたいと考えているのかもしれない。

ワイン・エンスージアスト誌が選ぶ年間最優秀ソムリエに輝いたフラスカ・フード・アンド・ワイン(Frasca Food and Wine)のオーナー、ボビー・スタッキー(@BobbyStuckeyMS)は、よくコロラド州ボルダーでの長距離ランニングについてツイートしている。最近には、雪にまみれた顔写真と共に「笑おうとしているのだけど、雪の中を24キロも走ったもので」と投稿した。

このように、私生活が垣間見える投稿をすることにより、ビジネスシーン以外での人間味溢れる一面を知ってもらうことができる。

4. 応援する

私たちは時に、プロジェクトに全力を注ぐ部下のそばにリーダーとして付き添えない場合がある。部下が試行錯誤する様子をいつも見ていられるわけではない。だがそんな状況でも、ツイッターによって人々を鼓舞し、努力を応援できることを知っている偉大なリーダーもいる。