結婚式の準備には時間がかかるもの。米カリフォルニア州在住のアシュリーさんとジェームスさんは、1年の準備期間を経て式を挙げたカップルだ。

ただし、準備の内容はほかのカップルとは大分違うものだったという。

“会場”まで3週間かけて向かう

アシュリーさんとジェームスさんが式を挙げる場所に選んだのは、ネパール側のエベレスト・ベースキャンプ。

そのために1年間かけて体作りをしたという。また、標高5,000メートルを超えたところにある“会場”にたどり着くまでに、体を慣らしながら3週間かかったそうだ。

その会場までの道のりがこちらだ。

ベースキャンプに到着

そして到着したベースキャンプがこちら。

気温は-15度。むき出しの自然は厳しさすら感じさせる。この風景を見て、結婚式を思い浮かべる人は少ないかもしれないが、カップルは予定通り、ウェディングドレスとタキシード姿で現れた。

そして撮影された写真がこちらだ。

▼後ろに見える黒い山がエベレストの山頂

▼酸素が足りなくなっており、撮影後はヘリコプターでベースキャンプを後にした

各メディアからの取材が殺到

彼らがエベレスト・ベースキャンプで結婚の誓いを取り交わしたのは3月16日のこと。

撮影された写真は、フォトグラファーのチャールトン・チャーチルさんのSNSやブログに投稿された。

チャーチルさんいわく「エベレスト・ベースキャンプでドレスとタキシード姿の挙式が行われたのは初めてのこと」だという。

エベレスト・ベースキャンプでの挙式は、5月に入ってから注目を集めるようになり、5月11日には、「メールや書き込みに反応できていなくてごめん。もうメディアの対応もできていないよ。人々の反応を見ているのは本当に素敵な気分だ」と自身のFacebookに書き込んでいる。

絆を深めたカップル

このカップルにとって、エベレスト・ベースキャンプでの挙式は特別なものになったようだ。それは大きな注目を集めたからでも、世界で初めての挙式となったからでもない。

3週間の長い道のりのなか、新郎のジェームスさんは、新婦のアシュリーさんを常に気遣い、笑顔を絶やさないようにしていたそうだ。

▼撮影中に現れたというハート型の雲

世界一過酷ともいえるこの挙式プランは、カップルの絆をより強くしたに違いない。