綾野剛“武曲VSフランケンシュタインの恋”に期待?「どちらが勝つのか楽しみ」

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 綾野剛の主演で、芥川賞作家・藤沢周氏の小説を映画化した「武曲 MUKOKU」の完成披露試写会が5月15日、東京・千代田区のよみうり大手町ホールで行われ、綾野をはじめ、共演の村上虹郎、前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明、メガホンをとった熊切和嘉監督が出席した。

 熊切監督と綾野が「夏の終り」以来、約3年ぶりにタッグを組んだ本作は、現代の鎌倉を舞台に、剣道5段の腕前を持つが自堕落な日々を送っている研吾(綾野)が、天性の剣の才能を持つ高校生・羽田融(村上)と出会い、再び剣の道を歩んでいくさまを描く。

 トークコーナーでは、“現代の侍”研吾と融が魂の決闘を繰り広げるというストーリーにかけて、登壇陣が「心に決めた長年のライバル」をテーマに語り合った。トップバッターの綾野は、「ふざけているわけじゃないのですが、今回の役は研吾というのですが、別の作品で研さんという役をやっていまして。研さん対決だなと個人的には思っています。天使のように優しい(ドラマの)研さんが勝つか、地獄のような(本作の)研さんが勝つか、楽しみだなと思っていますね」と放送中の主演ドラマ「フランケンシュタインの恋」の話題をからめて話し、笑いを誘った。

 だが、続く村上が「両親ですね。もちろん両親がこの業界にいるということもありますが、そうじゃなくても永遠のライバルかなって思います」と母である歌手のUA、俳優の先輩でもある父・村上淳への思いを明かすと、綾野は「いやあ俺……恥ずかしいな」とうなだれて後悔していた。

 一方、研吾の恋人・カズノ役の前田は「AKBにいた時は、ライバルという存在を周りの方々が作り上げてくれた。今は(当時ライバルだった)みんなが、なくてはならない大切な存在になっているので、ライバルという存在がいることは幸せなことだなと思います」と告白。さらに、“絶対的エース”として存在感を放った「AKB48」所属時代を振り返り「切磋琢磨してやってきたという絆があるのがライバル」と感慨深げな表情を浮かべる。これに対し綾野が、「そうか今気づいた。今日、僕がセンターに立っちゃってる。どうもしっくりこないなと思ったら(笑)」と“不動のセンター・前田”の立ち位置を奪ってしまったことを気にすると、場内は大爆笑だった。

 「武曲 MUKOKU」は6月3日から全国公開。