by Esther Simpson

「あなたがいつも疲れている理由は何なのか?」などサイエンス関係のわかりやすいアニメーションムービーを公開するAsapSCIENCEが、今度は「今すぐにストレスを減らせる7つの方法」を公開しています。

7 Simple Tips To Reduce Your STRESS Right Now - YouTube

◆1:笑う

頭や体をリラックスさせるには「笑うこと」が最もいい方法だと言われていますが、笑うことはストレス発散にも有効です。笑うと人が酸素を取り入れる量が増え、多幸感をもたらすと言われている神経伝達物質のエンドルフィンの放出量も多くなります。



過去の研究では、コメディ映画が始まるのを待っているだけでβエンドルフィンのレベルが27%増加し、血中のストレスホルモンのレベルが下がるという調査結果が示されています。また、楽しい映画を見た後は、唾液に含まれるストレスホルモン・クロモグラニンAのレベルが下がったことも報告されました。



◆2:いちゃつく

キスをするなど他人と親密な時間を過ごすことも、ストレスホルモンのコルチゾールのレベルを下げ、幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンのレベルを増加させます。オキシトシンが増えることで、満ち足りた気分になり、誰かとつながっている感覚や、安心感を得られるそうです。6週間にわたってパートナーに定期的にキスをした人は、血中のコレステロールレベルが下がったという研究内容も報告されています。



◆3:ガムをかむ

「1日2回ガムをかむ」という行為を2週間続けると、「よりよく生きている」という感覚が増すことも研究から判明しています。



また、ストレスを増やすようなタスクを被験者に課した状態で、一方の被験者にはガムをかんでもらい、もう一方の被験者はガムをかまない、という実験を行ったところ、ガムをかんでいた被験者の唾液に含まれるコルチゾールレベルが下がったという研究内容も発表されています。これは、ガムの成分に関係なく、「繰り返しかむ」という行為が大脳を活性化させるため。



◆4:自然に触れる

日本では1982年に、当時の林野庁などによって森林浴が提唱されました。短時間であっても森林を訪れることにおよってコルチゾールのレベルを下げ、心拍数や血圧を下げることも可能とのこと。



入院患者であっても自然が見える状態だと、白い壁しか見えない患者に比べて、痛みへの耐性がついたり、回復スピードが早まったりするそうです。



◆5:儀式を行う

紅茶やキャンドルを用意して「自分がリラックスする状態」を作り出す儀式的な行為は、脳をスローダウンさせ、「よりよく生きる」という感覚にいい影響を与えます。



情動反応の処理と記憶において重要な役割を果たす扁桃体は嗅覚と直接的に関係しているので、アップルパイなど幸福な子ども時代を連想させる香りは、当時の記憶を蘇らせ、いい気分にしてくれます。



◆6:音楽を聴く

音楽にもストレスを減らす効果があり、歌詞が入っておらず1分間に60〜80ビートを刻む音楽は、手術後の患者などのストレスを減らすことがわかっています。



◆7:ペットを飼う

そして、ペットを飼うこともストレスには有効。ペットを飼っている人は不安レベルをチェックするテストの点数が低くなります。また、フレンドリーな犬と一緒にいる人のコルチゾールレベルは下がり、オキシトシンのレベルが上がるとのことです。