iPhoneのデータ待避と充電が1本で可能！ 本体メモリー不足も、バッテリー不足も、ケーブル1本で解決できる
これで静止画を中心に撮る人がメモリー不足に悩まされることは少なくなった。
しかし、今や、動画時代。
iPhoneでも動画を撮る人は、確実に増えている。
こうなると、増量されたとはいえ、32GBモデルでは、少々、心許ない。
上海問屋の「32GB USB(3.0)メモリー一体型 MFi認証 ライトニング充電ケーブル」は、こうした不安のある人には、ナイスなアイテムかもしれない。このケーブルは、見ためは普通のライトニングケーブルだが、32GB USBメモリー機能を備えた充電ケーブルだからだ。
価格は、4,999円（税込）。
iPhoneで撮影した写真や動画データが増えて、内蔵メモリーの空き無くなれば、それ以上、撮影はできなくなってしまう。
それだけでなく、通常でのiPhoneの利用も支障がでてしまう。
もちろん、パソコンにバックアップをして、iPhone内のデータを削除すれば解決するのだが、内蔵メモリーの残量が少ない胃ことに気が付かず、外出先でメモリー不足で動作に不具合がでてしまうというケースもよくある。
アップルのサポートでも、見かけるシーンだ。
本製品は、普段は充電ケーブルとして利用し、iPhoneのメモリー不足となっても、データを移せるので、外出先でも素早く解決ができる。
■USBメモリー＋ライトニング充電ケーブル
「32GB USB(3.0)メモリー一体型 MFi認証 ライトニング充電ケーブル」は、32GBのUSBメモリーの機能を備えた充電ケーブルだ。
iPhoneの写真や動画のバックアップをとるためには、通常、iPhoneをパソコンに接続して、データを移す必要がある。
しかし、パソコンを持ち歩いていない限り、外出先や旅行先などでは、iPhone内のデータは移動することができない。
しかし、本製品は、専用アプリからボタン一発でケーブルに内蔵されているUSBメモリー内にデータを移動させることができるのである。
「iPhoneの容量不足のために、大切な写真が撮れなかった」
といった、トラブルを回避できるわけだ。
専用アプリは、ファイルマネージャー機能を備えており、
・iPhoneからUSBメモリーへエクスポート
・USBメモリーからiPhoneへインポート
といった、データの出し入れが可能だ。
必要なデータと不要なデータをわけて、不要なデータのみを、ケーブル内のメモリーの移動させることもできる。
対応ファイルは、以下。
画像：BMP、TIF、TIFF、XBM、GIF、ICO、CUR、JPG、JPEG、PNG
動画：MP4、MOV、M4V
音楽：MP3、CAF、ACC、AAC、WAV、AIFF、M4A
書籍：TXT、HTML、Keynotes、Number、Pages、PDF、PPT、DOC、DOCX、XLS、XLSX、RTF
このほか、本製品はiPhone内のデータバックアップだけでなくiPhoneのセカンドメモリーとしても利用することができる。
iPhoneの内蔵メモリーは、購入後に容量を増やすことはできない。しかし、本製品を繋げれば、一次的にメモリーを増やす効果が得られる。メモリー容量が少ない16GBや32GBモデルでは、重宝するだろう。
ただし、本製品はデータ通信には対応していないため、iTunesとの同期には使用できない点だけは、注意したい。
■活用事例：これは便利！本製品の賢い使い方
本製品は、外部USBメモリーとして使えるのが大きな特徴だ。
これは、どういったシーンや使い方で役に立つのか？
簡単に紹介しておこう。
・家族や友達と写真やデータをシェアする
自分のiPhoneに保存してある家族や友達の写真、データを、本製品のメモリーにコピーし、ケーブルを相手のiPhoneに装着すればデータをシェアすることができる。
・パソコンに保存したデータも、簡単に持ちあるける
最近は、パソコンやiPhoneのデータはクラウドを使って、やりとりしている人も多い。
しかし、クラウドはネット接続しないとデータのアクセスや出し入れができない。
パソコンから本製品に、データをコピーしておけば、外出先で通信が繋がらなくても、データをiPhoneでチェックすることができる。
・動画や読書を楽しむ
最近、電車など移動中で楽しんでいるiPhoneでの動画や電子書籍は、意外にデータ容量が大きい。
本製品のUSBメモリーにデータをあらかじめ保存しておけな、
・iPhoneのメモリー容量を消費しない
・通信量を消費しない
・バッテリー消費を節約できる
といったメリットがある。
本製品は、iPhoneの充電と外部メモリーの利用が、ケーブル1本でできる、アイデア商品だ。
搭載メモリーは32GBと、大容量ではないが、
・iPhoneがメモリー不足というとき
・動画や電子書籍データをiPhone内に保存する空きが少ないとき
・誰かにiPhone内のデータを渡したいとき
など、1本もっていると、かなり便利に使えるだろう。
充電ケーブルを持ち歩いているなら、USBメモリー付き充電ケーブルに変える選択肢は、十分にあるだろう。
ITライフハック 関口哲司
