<我が子に良いイメージの名前を付けたい親心。人気の名前ランキングの結果から子育て世代の本音が浮き彫りに......>

ドナルド・トランプ米大統領が就任してから、「ドナルド」という名前の人気が急落している。米社会保障局が12日発表した「2016年に誕生した赤ちゃんの名前リスト1000」によると「ドナルド」は、前年のランキングから大きく後退した。

「ドナルド」は前年の443位から45ポイント落として488位に急降下。こどもの命名に関する情報サイト「BabynameWizard.com」の創設者、ローラ・ワッテンバーグは、「トランプ支持者でさえ、自分の子にドナルドと名付けることはまずない」と指摘する。

【参考記事】トランプ支持率最低、白人男性が逃げ出して

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4月上旬、インベスターズ・ビジネス・デイリー(IBD)とテクノメトリカ・マーケット・インテリジェンス(TIPP)が実施した調査で、トランプ大統領の支持率は前月比10.1ポイント減の34%まで落ちたと報じられた。

ワッテンバーグは、「両親は一般的に議論の余地があるものに因んだ名前を付けたくない」と説明したうえで、トランプの人気が無くなりつつある可能性を示唆した。

クイニピーアク大学による最新の調査でも、トランプの大統領としての仕事ぶりを認めるのは36%にとどまる一方で、58%が評価しないという結果に。就任後わずか100日に満たない時点で、悲惨な数字が並んだ。

選挙を戦ったあの人も...

トランプ同様に、子育て世代の両親のあいだで嫌われている名前がある。ともに昨年の選挙戦争を戦ったヒラリー・クリントンの「ヒラリー」という名前は、発表されたリストにすら載っていない。

実際のところ「ヒラリー」は、バラク・オバマ前大統領とヒラリーが民主党からの大統領候補指名を争ったとき以来、同リストにランクインすらしていない。


【参考記事】アメリカ大統領選、クリントンの白人支持基盤はなぜ崩壊したか

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部