14日、ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、北京で開かれた「一帯一路」サミットに北朝鮮代表団がひっそりと参加したことを伝えた。写真は天安門広場。

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2017年5月14日、ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、北京で開かれた「一帯一路」サミットに北朝鮮代表団がひっそりと参加したことを伝えた。

北朝鮮は同会議に金英才(キム・ヨンジェ)対外経済相を派遣した。中国側は金経済相がどの分科会に出席したか明らかにしていないが、外交筋の話によると、貿易関係のフォーラムに出席した可能性が高いという。

同会議への北朝鮮代表団の出席をめぐっては、米国が反発を示した。北京の米国大使館は12日、中国外交部に対して「国際社会が北朝鮮の核兵器放棄に向けて国際社会が圧力をかける中、北朝鮮を招待するのは誤ったメッセージを発信することになる」と指摘する文書を送った。

また、14日の同会議開幕のタイミングに合わせて北朝鮮はミサイル発射を行った。記事は「国際メディアの注意を引き、中国がせっせと準備をしてきた今年の最重要国際イベントを大いに色あせさせた」と評している。

同会議には29カ国の元首が出席したが、主要国で国家元首が出席したのはロシアのプーチン大統領のみ。それ以外の先進7カ国(G7)や経済協力開発機構(OECD)加盟国の首脳は出席を見合わせた。また、中国とパキスタンによる「中パ経済回廊」が「一帯一路」構想に組み込まれたことに不満を持つインドも、代表団を派遣しなかった。(翻訳・編集/川尻)