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明光義塾は、全国の小学4年生から高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に、子どものスマートフォン使用に関する全国調査を行った。調査対象は保護者507人で、調査は2月から3月に行われた。調査の結果、スマートフォンの利用における、家庭のリアルな実情が浮かび上がった。

子供のスマホの利用で、保護者が最も心配なのがSNSのトラブルだろう。近年特に、SNSでのいじめや友人トラブルが増えている。「LINEやSNSアプリなどで、子供が友人とトラブルになったことはあるか」尋ねると、少なくとも保護者の10人に1人は経験があるという。

保護者が把握しているだけで10%ということは、実際SNSで友人とトラブルになる子供はさらに多いはず。「スマートフォンを使う時の留意点やSNSについて、家庭内で子供と話し合っているか」という質問に対し、保護者の半数以上が「話し合う」と答えている。「話し合っていないが必要だと思う」を含めると、80%を超える。やはり子供のスマートフォンの利用に関しては、お互いに話し合って納得のいくルールを作ることが大切だろう。

だがルールは大切でも、子供のプライバシーとの兼ね合いも必要だ。「子供のスマートフォンの中身を見るか」と尋ねると、小学生の保護者の7割以上、中学生でも5割以上が「見ている」という結果が出た。学年が上がると見なくなる傾向はあるが、それでも子供が心配でスマートフォンをチェックする親は多いことが見て取れる。プライバシーの問題から見ると、非常に繊細な問題だ。

SNSでの友人トラブルについて、保護者の10人に1人が経験しているという結果がでたものの、子供にスマートフォンを持たせた総合的な評価を尋ねると、「持たせてよかった」という保護者が37%、「持たせなければよかった」という保護者は8%にとどまった。SNSやスマホゲームなど、保護者の心配の種も多いが、スマートフォンが便利なものには間違いない。便利なものにはとげがある、保護者と子供がお互いに気を付けて利用することが大切だろう。

(瀬尾俊輔)