【詳細】他の写真はこちら

エミュレータやクローン品じゃない。正真正銘のミニモーグ。

世界初のポータブル・タイプのシンセサイザーであるという歴史的背景もあり、1970年代より数多くのプレイヤーやファンを魅了してきた伝説的アナログシンセサイザー『Minimoog Model D』(ミニモーグ)が、1981年の生産完了から36年の時を越えて、ついに公式生産で復活することになりました。2017年5月中旬の発売とされ、定価は税別46万円。印象的なベース音など唯一無二のキャラクターを持つあの名機を、まさか新品で入手できる時代が来るなんて。



そうはいっても、その生産プロセスの複雑さや様々な要因もあり、月産台数はごく少数になるのだそう。オリジナル機の設計を踏襲したアナログ回路基板、重要なトランジスタをわざわざ復刻させて用いるといったファン待望の仕様を守りつつ、ノースカロライナ州アッシュビルのMoogファクトリーにてハンドメイド生産されるということです。



一方でベロシティおよびアフタープレッシャー対応鍵盤の採用、MIDI機能やCV端子、専用LFO搭載といったオリジナルとの差異があるものの、特筆すべきはミキサー部のオーバーロード機能の改良。これによりオリジナルの『Minimoog Model D』以上に分厚く深いオーバードライブ・サウンドが得られるとのこと。

ルックスこそクラシックながら、現代的なユースケースに対応する機能拡張がなされているというわけですね。ある程度の台数が生産されるまで気長に待ちながら「ミニモーグ貯金」をする、なーんて新たな流行がシンセマニアたちの間で巻き起こる……かもしれません。

文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト



Moog公式サイト(コルグ)

関連記事



限定35本! 幻のベース、リッケンバッカー『4001S』を入手するチャンスが到来

音作り、始めてみる? 復刻ブーム到来のアナログシンセがおもしろい!

手作りピコピコ。ダンボール製キーボードキットでiPadがシンセに変身!