16-17NBA、プレーオフ・ウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対サンアントニオ・スパーズ。試合に臨むゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラント(2017年5月14日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】16-17NBAは14日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、後半に猛攻をみせたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が113-111でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)との接戦を制した。

 レギュラーシーズンでリーグ1位の67勝を挙げた最強オフェンスを誇るウォリアーズと、最強ディフェンスを武器としながら同2位の61勝を記録したスパーズの対決は、大きな期待が寄せられた通りの試合展開となった。

 シリーズ先勝に成功したウォリアーズは、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が40得点、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が34得点を記録してチームをけん引した。

 カリーは「自分たちのできる範囲で試合をコントロールし、より賢くプレーしただけだ」とすると、「これはプレーオフだ。なにがなんでも勝利を手にしなければならない」とコメント。さらに、終盤に入って試合の流れを変えることができたのは、「果敢に攻め、細部に気を配りながら、シュートを決めていったこと」と分析した。

 対するスパーズは、25点差のリードをふいにしただけでなく、スター選手のカウィ・レナード(Kawhi Leonard)が第3クオーターの序盤に足首を痛めて退場し、同選手を失う可能性に直面している。

 スパーズは前半だけで18得点を稼いだレナードが合計26得点、同じく第2クオーター終了時点で17得点をマークしたラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)が合計28得点の活躍をみせ、62-42とリードして後半へ折り返した。

■デュラントとカリーが大活躍 

しかし、第3クオーター残り7分53秒で、レナードは左足を痛めて足を引きずりながらロッカールームへ退場。するとウォリアーズは、デュラントが決めた速攻からの豪快なダンクで連続18得点を記録し、73-78と追い上げた。

 休養中のスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)に代わり、ウォリアーズを率いているマイク・ブラウン(Mike Brown)アシスタントコーチは、「試合では賢く戦い、積極的に攻めた。連続得点の時には規律が守られていた」と語った。腰の手術による合併症のため、カンファレンス準決勝からブラウンアシスタントコーチに指揮を任せているカーHCも、ハーフタイムにはチームを激励した。

 カリーが第3クオーターだけで3ポイントシュートを6本中5本成功させるなど19得点を記録したものの、ウォリアーズは第4クオーターに突入した時点では81-90でリードを許していた。カリーもベンチで右腕の治療を受ける場面があった。

 ウォリアーズはデュラントが2本の3ポイントシュートを沈めるなどして3点差に迫り、さらにショーン・リビングストン(Shaun Livingston)の得点と相手のミスで追い上げた。そして試合時間残り4分9秒でデュラントのダンクが決まって101-100と逆転に成功し、序盤に8-7とリードしてからは初めて試合の主導権を握った。

 その後もウォリアーズはドレイモンド・グリーン(Draymond Green)の3点プレーで109-106とすると、相手のミスからカリーがドライブを仕掛けてレイアップを決め、リードを5点に拡大した。

 スパーズもアルゼンチン出身のエマヌエル・ジノビリ(Manu Ginobili)がダンクに成功し、負傷したトニー・パーカー(Tony Parker)の代わりに先発したオーストラリア出身のパティ・ミルズ(Patty Mills)がスティールから2本のフリースローにつなげて1点差に追い上げた。

 カリーのシュートで113-110と引き離したウォリアーズに対し、スパーズはオルドリッジが同点を狙った3ポイントシュートを外しながらも、残り0.05秒でミルズがファウルを誘発。1本目のフリースローを成功させ、ボールを押し込んで同点を狙うべく2本目を外したものの、最後はウォリアーズがボールをはたいて時間切れとなった。

「(必要だったのは)積極性と決意」と話したカリーは、「前半は前のめりになるあまりに、みっともないシュートを求めなかった。自分が第3クオーターでチームを引っ張り、KD(デュラント)が第4クオーターで活躍した。全員がチームに貢献し、勝利を収めることができた」と語った。

 シリーズ第2戦は16日にウォリアーズの本拠地オークランド(Oakland)で行われる。イースタンカンファレンス決勝は、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)がボストン・セルティックス(Boston Celtics)とワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)の勝者と対戦することになっており、シリーズを制したチームがウエスト王者とNBAファイナルで激突することになる。
【翻訳編集】AFPBB News