米リバティ大学の卒業式に登壇したドナルド・トランプ米大統領(2017年5月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー(James Comey)前長官を解任した経緯をめぐり、共和・民主両党は14日、2人の会話をひそかに録音したテープが存在するなら直ちに提出するようトランプ氏に求めた。

 トランプ氏は12日、ツイッター(Twitter)に「ジェームズ・コミーは、報道機関にリークを始める前に、われわれの会話を録音した『テープ』が存在しないことを願ったほうがいい!」と投稿した。

 ホワイトハウス(White House)の報道官らはその後、大統領の会話が実際にひそかに録音されていたかどうかを明言するのを拒否したが、民主党は14日、米大統領選へのロシアの介入疑惑をめぐってトランプ氏の側近らとロシアとの関係についてFBIの捜査を指揮していたコミー氏の解任は司法妨害に相当すると強調。トランプ氏のツイートは明確な脅迫だと指摘した。

 民主党のチャールズ・シューマー(Charles Schumer)上院院内総務はCNNテレビの番組で、もしトランプ政権が会話を録音していたのであれば「大統領は直ちににそれらのテープを提出しなければならない。テープを破壊するのは違法だ」と警告。その後のNBCテレビの番組でも、「法を犯した人々を実際に訴追可能な」特別検察官を司法省が任命することが重要だと主張した。

 一方、共和党のリンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員はNBCの番組で、コミー氏を上院司法委員会(Judiciary Committee)の公聴会に呼んで証言させる必要があるとの見方を示した。
【翻訳編集】AFPBB News