米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長のポッティンジャー氏=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】米ホワイトハウスの朝鮮半島担当者らが15日に韓国を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)政権初の韓米首脳会談開催について調整する。韓国青瓦台(大統領府)の関係者が明らかにした。
 ホワイトハウスのポッティンジャー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長、フッカーNSC朝鮮半島補佐官らが15日から1泊2日の日程で訪韓し、青瓦台や外交部の当局者と面会する。

 ポッティンジャー氏らは、トランプ米大統領が10日の文大統領との初の電話会談で韓国に派遣すると伝えた「諮問団」で、14〜15日に中国・北京で開かれた現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議に出席した後、韓国を訪れる。
 ポッティンジャー氏らの訪韓で、文大統領の就任後初めて韓米政府当局者間での対北朝鮮政策などの懸案を巡る意見調整も行われることになる。
 両国は今回のポッティンジャー氏の韓国滞在中、韓米首脳会談の開催時期などを議論する見通しだ。また、対北朝鮮政策や米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題など、首脳会談の議題となる懸案を優先して意見を交わすとみられる。
 韓米首脳は10日の電話会談で首脳会談を早期に開催することで一致しており、外交筋は文大統領が6月中に米国を訪問し、トランプ大統領と初めての首脳会談を行う可能性が高いとみている。
 ただ、韓国政府の外交・安保担当者の人選と対北朝鮮政策、THAADに関するスタンスの整理などに予想より時間がかかる場合、7月7〜8日にドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせて会談を行うか、それ以降にずれこむ可能性もある。
 ◇北のミサイル発射も議論
 また、両国は14日早朝に北朝鮮が強行した弾道ミサイル発射への対応のための連携案も議論すると予想される。
 同日、金寛鎮(キム・グァンジン)韓国国家安保室長とマクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)、金ホン均(キム・ホンギュン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長とジョセフ・ユン米国務省北朝鮮担当特別代表がそれぞれ電話会談を行い、北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難し、緊密に連携する方針を確認した。
 一方、文在寅政権の外交・安保ラインがまだ整っていないだけに、誰がポッティンジャー氏と会うかが注目されている。
 現在、鄭義溶(チョン・ウィヨン)元駐ジュネーブ大使を団長とする外交安保タスクフォース(TF)が米国代表団と会うと伝えられた。代表団が外交部の当局者らと会う場合、次官補級以上の人物が対応する見通しだ。
 元ジャーナリストのポッティンジャー氏は、2001年から05年まで米紙ウォールストリート・ジャーナルの中国特派員を務めた後、海兵隊に入隊して5年間イラク、アフガニスタンなどに滞在。トランプ政権では対北朝鮮および中国政策の立案を担当している。
ynhrm@yna.co.kr