ピッチに指示を出す渋谷洋樹監督

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[5.12 J1第11節 大宮2-1仙台 NACK]

 大宮アルディージャは渋谷洋樹監督の采配が的中。後半に投入したMF岩上祐三とFW大前元紀のラインから決勝ゴールが生まれた。全員のハードワークで今季初の逆転勝利を呼び込み、指揮官は「選手たちがピッチで躍動して結果を得てくれた。選手たちの力を信じて良かった」と表情を緩めた。

 前節まで10試合でわずか3得点。第9節のさいたまダービーでは徹底した浦和対策が功を奏し、今季初勝利を呼び込んだ。最下位という立場を踏まえ、「向こうは(最終ラインが)3枚。システムをどうするか正直迷っていた」と仙台対策を採用する策も考えたという。

「攻撃の形が足りない部分はあると思っていたし、勝てないから少しマイナーチェンジをしながらやっていたけど、それで選手が迷ったところもあったと思う。今日は迷いなく、攻撃の形が少しずつ出てきた」。見事に勝利を手繰り寄せ、今後につながる自信を得た。

 チームは浦和戦(1-0)の勝利から公式戦3連敗と再び苦境に陥っていた。試合前に森正志社長が体調不良になり、スタジアムに来られなかったことを明かした渋谷監督。「社長が体調不良ということを選手たちに伝えた。普段からサポートしてくれている社長のためにも勝つという意志合わせした」。勝ち点を「7」に伸ばして9試合ぶりに最下位を脱出し、「社長にもいい報告ができる。社長にはこれからリラックスして試合を見ていただけるように戦っていきたい」と話した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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