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日本ユニシスは5月12日、観光案内所向けの業務効率化や観光情報の知財化を支援するタブレットサービスの実証実験を開始すると発表した。

今回の実証実験は、広島県宮島口において広島電鉄が設置し、JTB中国四国が案内スタッフを派遣する観光案内所「HIROSHIMA MIYAJIMA-GUCHI TOURIST INFORMATION CENTER」(宮島口TIC)を対象に実施。宮島を訪れる観光客に向けて、案内スタッフがタブレットを使った快適なおもてなしを提供する。また、広島県広島市にある「HIROSHIMA ORIZURU TOWER TOURIST INFORMATION CENTER」(おりづるタワーTIC)でも、同様の実証実験を行う。

同サービスでは、現在地からの所要時間や距離、食べる/見るなどのジャンル、平均予算といった条件を指定することで、タブレット上に表示された地図データ上において観光スポットの絞り込み検索ができる。

観光案内所のスペースの関係などで設置できなかったパンフレットや、他地域のパンフレットを電子化して観光客に提供するといった使い方もできるという。

また、これまで個々のスタッフがノートなどで管理していた観光情報や連絡事項などをクラウド上で保存するため、全スタッフで情報の共有を行うことができ、提供する情報の均質化が可能だ。

コンテンツは多言語で提供されるため、外国語に堪能なスタッフがいない観光案内所でも、外国人観光客に対して正確な情報提供が可能。また、使いやすいインターフェースなので、タブレット操作に慣れていないスタッフでも、簡単に操作できるという。

同社ではこれらのサービスを通じて、観光客への案内時間や待ち時間の短縮化、観光客の満足度向上とスタッフの“おもてなし力”の向上といった効果に期待している。

今後、同社では宮島口TICでの実績をベースに、全国の外国人観光客が訪れる観光案内所や施設、ホテルなどにおいて、タブレットを使った観光サービスの展開を計画しており、各地の観光資源発掘へとつなげ、地域内回遊・相互送客にまで発展することを目指している。

(安川幸利)