写真提供:マイナビニュース

写真拡大

セゾン情報システムズは5月10日、同社が販売・提供する国産ファイル連携ミドルウェア「HULFT(ハルフト)」のIoT製品として、ノンプログラミングでエッジ・コンピューティングを実現する「DataSpider Edge Streaming」(プロトタイプ版)を発表した。

IoTではPoC(Proof of Concept、コンセプト検証)を通じた効果検証が一般的となっており、IoT機器に特化したコーディングが必要(低レイヤなセンサー・データ収集処理の必要性、軽量なプログラムでなければIoT機器で動作しないという制約)なことや、多数のIoT機器へのデプロイ需要(同じようなデータの収集処理を、量産化されたIoT機器に効率的に配布したい)、柔軟な処理の変更(検証や試行錯誤を重ねながらIoTシステムを構築したい)といった課題があるという。

新ソリューションは、ファイルデータ連携に加え、収集・分析・利用といったIoTシステム全体をカバーし、日本システムウエア(NSW)の「Toami(トアミ)」との共同ソリューションとして環境を構成している。

収集は、HULFT IoTによるIoTゲートウェイや産業機器からのセンサデータのファイル連携および、DataSpider Edge Streamingによるデータ連携でカバーする。また、分析はToamiによる可視化・アラート検知・デバイス制御で実施。さらに、利用はDataSpider Edge Streamingがノンプログラミングで作成した制御処理を複数台のIoT機器(エッジ)へ同時にデプロイ可能だという。

加えてドラッグ&ドロップでセンサデータの収集処理の作成を可能とするほか、EnOceanやBLE、ソケット通信などの低レイヤのセンサデータ収集/変換に対応し、IoTゲートウェイのような限られたリソースでも軽量な動作を可能としている。そのほか、スピーディーな展開が可能であり、ゲートウェイでテスト実行や、複数環境への一括デプロイもできる。

(山本善之介)