この名前もあと1年ほどで見納めとなるようだ。(c)123rf

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 大手都市銀行の三菱東京UFJ銀行が、その名前から「東京」を取り、三菱UFJ銀行へと名を改める方針でいることが分かった。日本経済新聞など複数のメディアが報じた。「名前が長すぎる」などの批判の声を受けてのことであるという。

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 なお、英語名も「The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ」から改めて「MUFG Bank」になるとのこと。

 三菱東京UFJ銀行は、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の中核として、日本の3大メガバンクの一角を形成している。ちなみに他の二つは「みずほフィナンシャルグループ」、「三井住友フィナンシャルグループ」である。

 三菱東京UFJ銀行は、都市銀行であって地方銀行ではなく、その冠する東京という名は、かつて存在した東京銀行という名の外国為替銀行(便宜的には都市銀行の一種としても扱われていた)から受け継いだものである。

 東京銀行は1996年に三菱銀行と合併し、東京三菱銀行となった。ところが2006年、さらにUFJ銀行と東京三菱銀行が合併したとき、何の理由があってのことか三菱と東京の順がひっくり返り、三菱東京UFJ銀行となったのである。紛らわしいことこの上なく、筆者の個人的見解となるが、「長すぎる」ということと同程度に「名前が覚えにくい」というのも大きな問題であったのではないかと思う。

 ちなみにUFJ銀行というのは複数の銀行が合併して生まれたものであるが、UFJというのはそれぞれの頭文字などではなく、United Financial of JapanのUとFとJを取ったものだそうである。

 またそもそも、前述のように親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループの名前には既に「東京」が入っておらず、取引先などからクレームも多かったとのことである。改名は来年春頃になる予定であるという。