中国東北部の黒竜江省伊春市の山林でこのほど、男性がツキノワグマに襲われた。男性は重傷を負ったが自力で脱出し、バイクで12キロ離れた人里まで逃げたという。写真は伊春林業中心医院。

写真拡大

2017年5月13日、中国メディアの生活報によると、中国東北部の黒竜江省伊春市の山林で2日、営林作業中だった53歳の男性がツキノワグマに襲われた。男性は重傷を負ったが自力で脱出し、バイクで12キロ離れた人里まで逃げたという。

【その他の写真】

男性は同僚3人と樹木の育成状況を調査していた。一帯は広大な山林で、4人は別々の場所で作業していた。襲われた男性によると、周辺から物音がし、木々の間から突然大きなツキノワグマが飛び出してきたという。

頭を狙って攻撃してきたクマに、男性は慌てて抵抗。クマは脚にかみついてきたが、男性はもう片方の脚で必死にクマを蹴り、大声を張り上げて威嚇すると、クマはひるんで逃げ、そのすきに男性は何とか難を逃れることができた。

男性は後頭部の皮がはがれ、大量の出血があるなど深刻な状態だったが、破れた衣服を頭にきつく巻いて止血し、麓に止めてあったオートバイに乗って12キロ離れた人里へ向かった。何とか営林場に戻ったところで意識を失ったが、同僚が病院へかつぎ込んだ。

男性は、頭皮の多くを失うなど、頭部に重傷を負ったほか、体の各所に深い外傷があり、失血性のショック状態にあった。だが6時間余りに及ぶ緊急手術の甲斐あって、何とか命を取り留めたという。(翻訳・編集/岡田)