生憎の雨天にも関わらず戦前車も参加

第7回目の開催となる、千葉県佐倉市で行われているサクラオートヒストリーフォーラムが2017年5月13日に行われた。生憎の雨模様となったものの60台が集結し約500人の見学者で賑わいを見せた。

会場となった佐倉草ぶえの丘の入場料は、大人410円、子ども290円。このイベントは、その入場料を払えば誰でも見学することが可能だ。毎年5月に行われるサクラオートヒストリーフォーラムの会場は、同時期にバラの見頃を迎える。そのため多く来場者が会場を訪れるため、年々見学者も増えているように感じる。

参加車両は1925年のロールス・ロイス ファントム1 torpedo toureから1987年式マツダRX-7(FC3S)までと幅広い。

主催者は、「多くの車種を展示するよりは歴史を刻むクルマを今後も展示していきたいです。製産台数が多い少ないに関わらず、同じ目で見ていきたいですね」

「たとえば、日産スカイラインGT-R(ハコスカ)がもの凄い高値で凄い! と世間で騒がれていますが一方的な考えではなく、年代別に区分けしてクルマを見ていただきたいですね。同じ年代でもこんなクルマがあったんだと思わせられるクルマをお呼びしたいです」とのことだ。

また、ゲストに自動車生活ライターの飯田裕子さんとケーブルネット296アナウンサーの服部恵美さんを招き「私の車ショー&トーク」も行われた。さらに「ポスター・カタログから観るアメリカ車のデザイン変遷とその時代背景」をテーマに、車カタログ収集家の当摩節夫さんが講師を務めた「フォーラムディスカッション」も行われた。

来年も5月に行われる予定なので、見頃なバラと一緒にクルマを愛でてはいかがだろうか。

【参加者インタビュー】

会場にいたY.Sさんはは23歳。漫画イニシャルDの影響でAE86が好きになり、そのなかでも400台限定のブラックトレノを探していたところ、写真のスプリンタートレノと出会い衝動買いした。

「ブラックトレノで検索していたら知りました。その元祖とも言えるという情報を見つけて探すことしました。最初は値段に釣られて70スープラを買ったのですが、このクルマに未練を感じて2年ぐらい探して見つかりました。ちょうど20歳の誕生日を迎える1カ月前に見つけて岡山まで取りに行ったんです」

所有して3年目になり、今回でイベント参加2回目のY.Sさん。「部品がなくて2年ほどJAFにお世話になりましたが、何とか乗れるようになりました。手放す気はまったくないです。このスプリンターは、550台限定で販売されていたクルマで、昭和52年9月に発売されました。そのことが頭の片隅に残っていて昭和52年製の10円玉も集めていました」と、23歳とは思えないマニアックさに感激。

これからも稀少なブラックトレノと共にサクラオートヒストリーフォーラムに参加した若き自動車好きとして歴史を刻んでいってほしいと感じた。

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