12日、遼瀋晩報は記事「交通違反解消用に友だちに免許を貸したら悲劇が……それでもあなたは貸しますか?」を掲載した。中国には交通違反切符の引き渡し制度がある。自分が受けた切符を他の人の免許に付け替えることができるのだ。資料写真。

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2017年5月12日、遼瀋晩報は記事「交通違反解消用に友だちに免許を貸したら悲劇が……それでもあなたは貸しますか?」を掲載した。

中国の交通規則では日本と同様に切符制度が導入されている。違反のたびに切符がきられ、持ち点12点を失うと免許取り消しの措置を受ける。しかし日本と違うのは切符の引き渡し制度がある点だ。自分が受けた切符を他の人の免許に付け替えることができるのだ。車を貸していた場合など、警察が認定した違反者と実際の違反者が違う場合に是正するための仕組みだが、実際には免許取消処分を免れるための抜け穴となっている。もちろん実際の違反者以外に切符を移すのは違法行為だが、誰でもやっている一般的な行為だ。家族や友人に頼み込んで切符を付け替えることもあれば、お金を払って赤の他人に頼むケースもある。

今回、遼瀋晩報が伝えたのは友人を信じたが故の悲劇だ。頼まれたので仕方なく免許を貸したところ、なんと40点もの違反点数を付けられてしまったのだ。もちろん免許は取り消しとなる。抗議しようとしたがその友人とはもう連絡がつかなくなってしまった。本来なら警察に訴えたいところだが、貸した方も身代わりという違法行為に手を貸した負い目があるため、どうしようもない。最近ではこうしたトラブルが続発しているという。(翻訳・編集/増田聡太郎)