ニール・ブロムカンプ監督 Photo by Jim Spellman/WireImage

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 「第9地区」「チャッピー」などのSF映画で知られるニール・ブロムカンプ監督による「エイリアン5(仮題)」の企画が消滅していたことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じた。

 「エイリアン」シリーズの大ファンであるブロムカンプ監督は2015年、SNSを通じて「エイリアン5」のコンセプト画を発表。その後、同シリーズを製作する米20世紀フォックスが企画開発を進めていた。しかし、「エイリアン」の生みの親で、シリーズ最新作「エイリアン コヴェナント」を完成させたばかりのリドリー・スコット監督によれば、同企画はすでに消滅しているという。

 スコット監督は、「もともと脚本すら存在していなかった。たしか10ページほどのプレゼンテーションから発展したアイデアで、私はプロデューサーとして参加する予定だった」と告白。しかし、「そこから発展することはなかった。フォックスがやらないと判断し、そこで話は終わっている」と経緯を説明している。

 ブロムカンプ監督による「エイリアン5」は、ジェームズ・キャメロン監督の「エイリアン2」の続編にあたり、「エイリアン3」(1992)と「エイリアン4」(97)のストーリーは存在しないものとして扱われる予定だった。だが、20世紀フォックスは、「エイリアン」の前日譚「プロメテウス」(12)の続編「エイリアン コヴェナント」を優先。スコット監督はその続編を複数企画していることから、ブロムカンプ監督版「エイリアン5」のお蔵入りを決めたようだ。

 「エイリアン コヴェナント」は、9月15日に全国公開。