Xiaomiのフラッグシップスマートフォン「Mi 6」は、QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 835」・6GBメモリ・UFS2.1ストレージを搭載し、世界的なトレンドとなっているデュアルカメラを採用するなど現行のAndroidスマートフォンの最高峰と言える端末です。カメラ性能の高さをウリにするMi 6のデュアルカメラがどれほどのものか撮影し、同じくデュアルカメラのiPhone 7 Plusと比べてみました。

小米6 - 小米商城

http://www.mi.com/mi6/

Xiaomi Mi 6の外観については、以下の記事でじっくりチェックしています。

Xiaomiのフラッグシップ「Mi 6」の圧倒的高級感ある「4曲面3Dガラス」デザインをフォトレビュー - GIGAZINE



◆基本スペック

Mi 6は5.15インチフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイ、SoCはQualcommのSnapdragon 835(8コア最大2.45GHz)、メモリは6GBで、ストレージは64GB/128GBのUFSを搭載する、Xiaomiのフラッグシップモデルです。



Xiaomi端末らしく、OSはAndroid 7.1.1ベースのカスタムUI「MIUI 8.2」を採用。



Android OSですが、UIデザインはiOSのそれに近く、ドロワーボタンはなく、ホーム画面上にアプリのアイコンをためていくスタイルです。



現時点のモバイル用SoC最高峰のSnapdragon 835(4コア最大2.45GHz)を搭載するMi 6の性能を推し量るために、「Antutu Benchmark」でベンチマークを取ると総合スコアは17万オーバー。過去のレビューでは、Snapdragon 820&4GBメモリを搭載する「Xiaomi Mi 5」が「130850」、Snapdragon 821&6GBメモリを搭載する「Mi Note 2」が「141925」だったので、順当な性能向上を果たしていることが分かります。



なお、グラフィック性能を測定するために「3DMark」の「Ice Storm Extreme」のベンチマークを使うと「Maxed out!」と性能が高すぎて測定不能なレベル。



1080p条件でもFPSは「60」で張り付いているようです。



推奨通りに「Ice Storm Unlimited」で計測すると総合スコアは「41384」となりました。



詳細な各スコアは以下の通りです。Snapdragon 835の「Adreno 540」は現行スマートフォン用のGPUとしては文句なしに最高性能をもっているようです。



◆デュアルカメラ

Mi 6の最大の特長は、リアに1200万画素広角レンズ+1200万画素望遠レンズのデュアルカメラを採用したところ。4軸光学手ブレ補正機能も搭載します。



さっそくデュアルレンズカメラで撮影してました。「晴れた日の正午に、南西方向のタワーマンションを撮影する」というやや逆光気味のシチュエーションです。通常撮影(等倍ズーム)だとこんな感じ。



画面下部にある「x2」ボタンをタップすると即座に光学2倍ズームの望遠モードに。スマートフォンで光学ズームを使えるのは、シーンによってはかなり便利に感じます。



光学ズーム機能とカメラ性能を比較するために、Mi 6とiPhone 7 Plusとで、同じ場所から撮影してみました。写真は左がMi 6で右がiPhone 7 Plus。すべてHDR機能をOFFにして、他の設定はすべてデフォルトのままの状態で撮影しています。等倍ズームの画角はMi 6の方が広め。



2倍ズームではこんな感じ。



画角が違うためですが、iPhone 7 Plusの方が「寄れる」という印象を受けます。ただし、広角のMi 6は1200万画素と画素数は十分なので、トリミング作業をいとわない場合は撮影範囲が広く扱いやすいと言えます。



スマートフォンディスプレイ上での見栄えはMi 6とiPhone 7 Plusとでそれほど変わりませんでしたが、JPEG画像をPCに取り込んで表示すると色味の違いは明らか。Mi 6は極めて色鮮やか。



対してiPhone 7 Plusは「彩度よりも解像度」という感じ。どちらが画質が上かを論じるのは難しく、好みにも大きく左右されそうですが、デフォルト状態で加工なしでも鮮やかなMi 6の方が個人的にはキレイだと感じました。



Mi 6のデュアルカメラは鮮やかに撮影できるので、カラフルな被写体では非常に良い画が取れます。



ツツジを近接撮影すると、背景がボケるのでコンデジのような写真も撮れます。



フィギュアを室内で撮影。



思った以上に寄れるので、小物の撮影にも使えそうです。



◆まとめ

Xiaomi Mi 6はAndroidスマートフォンでは最高レベルのスペックで、ウェブブラウジングや各種アプリの反応も非常にキビキビで快適です。6GBメモリのため、多数のアプリを起動したり、ブラウザで数十個のページを開いたりと、使い方がハードになればなるほど高い性能が威力を発揮します。「スマートフォンの速さ」という点で言えば、ほぼ最高レベルです。

また、表面から裏面へと四方から滑らかにつながるカーブのラインはデザイン・質感ともに良好で、5.15インチの大画面にもかかわらず手のひらにすっぽりなじむので片手での操作性も良く、使い込むほどに手放せなくなりそうな素材の良さを感じさせてくれます。



デュアルカメラの使い勝手も良好で、2倍ズームはやはり便利。カメラ性能も満足行くレベルで、ボリューム「-」ボタンの2連続押しで、スリープ状態から即撮影モードに入れるという使い勝手の良さもあります。

デュアルSIMスロット搭載ながら、microSDカードの利用ができないため、ストレージ容量が64Gでは心配という場合は128GBモデルを選べばOK。バッテリーは3350mAhと薄型端末の割に大容量ですが、Snapdragon 835の強力性能とのトレードオフで、それほど大幅にバッテリーの持ちが伸びているとは感じません。前フラッグシップ機「Mi 5」(Snapdragon 820・3000mAhバッテリー)と比較すると、Mi 6の方が若干、バッテリー消費が早いという印象です。ただし、急速充電機能「Quick Charge 3.0」のおかげで比較的短い時間でバッテリーを回復させられるため実用上は不満には感じませんでした。

Xiaomi Mi 6は日本への発送にも対応するGearBestで購入可能。記事作成時点では、レビューに使った6GBメモリ/64GBストレージは5万5210円(送料無料)、128GB最上位版が6万2759円(送料無料)となっています。ただし、発送は2017年5月23日から30日と時間がかかる点には注意が必要です。

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