実は体にいい?コーヒーに期待される健康メリットと一日に飲める目安

写真拡大

コーヒーはどちかというと、体に悪いという印象を持たれている飲み物ではないかと思います。筆者が食事のカウンセリングをさせていただいている方でも「コーヒーがやめられなくて……」と申し訳なさそうに話す方が多くいらっしゃいます。

しかし、さまざまな研究によりコーヒーには健康に良い点があることも判明しています。今回は管理栄養士の筆者が、コーヒーに期待される健康メリットと一日の摂取量の目安をお伝えしたいと思います。

コーヒーに含まれる成分とは

コーヒーの特徴的な成分としてはまずカフェインが挙げられます。カフェインには集中力を高めたり、疲労感を減らすなどの効果や利尿作用によってむくみを解消したり、体脂肪の燃焼を促進するダイエット効果なども認められています。

もう一つ特徴的な成分が“クロロゲン酸”と呼ばれるもので、これはポリフェノールの一種で身体を老化させたり病気の原因ともなる活性酸素を除去してくれる作用を持っています。コーヒーの健康効果にはこういった成分が関係していることが考えられます。

一日何杯までなら飲んでも良い?

ではそんな健康に良いとされるコーヒーは飲めば飲むほどいいかというと、そういうわけではありません。一般的にカフェインは500mg以上とると頭痛や不眠になったり、動悸やめまいにつながることがあるとされています。同じコーヒーでも含まれるカフェイン量は異なりますが、一杯当たりのカフェイン量を考えると、目安としては一日5杯ぐらいが限度でしょう。子どもや妊婦では当てはまりませんのでご注意ください。

いかがでしたか? コーヒーを飲んでも平気で眠れる人とまったく眠れなくなる人がいるように、カフェインの代謝には人によって差があるので、一概に万人にとってコーヒーは飲んだほうが良いと言い切れるものではありません。自分の体調も見ながら、コーヒーとより心地よい関係を築いていきたいものですね。

【参考】

※ コーヒーと生活習慣病 一般社団法人北海道薬剤師会

【画像】

※ Africa Studio / Shutterstock

【筆者略歴】

圓尾和紀

“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。著書“一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方”が2017年4月24日に発売予定。