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(台北 14日 中央社)台湾高速鉄路(新幹線、高鉄)の回送列車が線路を間違えるトラブルがあったことが13日までにわかった。高鉄側は同日、その原因が回送ルートの未設定によるもので、乗客がいなかったため運行の安全に影響はなかったとしながらも、人為的ミスであることを認め、再発防止の対策を検討するとしている。

高鉄側によると、同回送列車は10日、点検を済ませ終着駅の左営駅(高雄市)から燕巣車両基地(高雄市)へ移動すべきだったが、走行ルートが正しく設定されておらず、列車は車両基地への分岐点を通り過ぎて、次の駅である台南駅まで走行したという。

「誤った線路の走行により他の列車と衝突する可能性があるのでは」との指摘に対し、同社は、すべての列車には走行中の衝突事故を防止するための保安装置、自動列車制御装置(ATC)が導入されているため、列車同士の衝突発生はありえないと強調した。

高速鉄路が誤った線路を走ったのは2007年の開業以来初めて。

(陳葦庭/編集:荘麗玲)