▽明治安田生命J1リーグ第11節大宮アルディージャvsベガルタ仙台が14日に行われ、2-1でホームの大宮が勝利した。

▽ここまでわずか1勝で、最下位に沈む大宮(勝ち点4)は、前節から、高山、長谷川アーリアジャス―ル、岩上に代えて、菊池、マテウス、ドラガン・ムルジャを先発に起用した。対する14位の仙台(勝ち点13)は、ここ6試合で1勝と、こちらも苦しい状況。その仙台の前節からの変更点は、菅井に代えて蜂須賀の、この1点のみとなった。

▽試合開始早々から、大宮は攻撃の姿勢を強く見せる。1分、敵陣中央の左サイドで瀬川がボールを持つと、そこから豪快に右足を振り抜き、仙台GKシュミット・ダニエルを強襲。さらに、仙台が自陣のボックス内でボールを奪い、カウンターに転じようとすると、素早いチェックでボールを奪い返した大宮が逆カウンターで、仙台ゴールに襲い掛かる。

▽序盤から積極的に攻勢に出る大宮に負けじと、仙台も少しずつ攻撃を仕掛け始める。すると23分、ボックス内でクリスランがDF山越に倒されPKを獲得。自らキッカーを務めたクリスランは、一度はGK塩田にセーブされるも、こぼれたボールを押し込み、仙台に先制点をもたらした。

▽リードを許した大宮は、さらに攻勢を強めて同点を狙うが、集中した守りを見せる仙台を崩すことができない。逆に仙台は43分、左CKからの流れで増嶋がネットを揺らすが、その前の大岩とGK塩田の接触プレー時にファウルを取られ、ゴールは認められなかった

▽迎えた後半、一進一退の攻防が続く中、大宮がセットプレーから、仙台ゴールをこじ開ける。右CKを獲得すると、大前がクロスを上げてニアのマテウスが頭で後ろに逸らす。そこへ入った山越がヘディングで流し込んで同点に追いついた。

▽勢いに乗る大宮は、67分にもボックス外右からのクロスに、瀬川が頭で合わせるが、惜しくも枠を外れてしまう。大宮がやや優勢に試合を進める中、仙台にもチャンスが訪れる。80分、左CKから蜂須賀がヘディングシュートを狙うが、ゴールの右へ。

▽攻撃への気迫を見せる両者だが、勝ったのは大宮だった。大前がDFの隙を突いて背後に抜け出すと、渡部がそこにロングボールを供給。大前は巧みなトラップから、ドリブルでボックス内に持ち込むと、キックフェイントでDFを一人かわし、冷静にゴールに流し込んだ。

▽逆転を許した仙台は、試合終了間際のセットプレーで、GKダニエル・シュミットもゴール前に上がる捨て身の攻撃にでるが、粘り強い守りで死守する大宮ゴールを割ることはできなかった。試合はこのまま終了。逆転劇を演じたホームの大宮が2-1で勝利し、今季2勝目を挙げた。