【警告】横浜=扇原(90+6分) 甲府=ドゥドゥ(49分)、ウイルソン(80分)、E・リマ(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】金井貢史(横浜)

写真拡大 (全4枚)

[J1リーグ第11節]横浜 1-0 甲府/5月14日/ニッパツ三ッ沢球技場
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6
金井が決めた虎の子の1点を守り切り、4試合ぶりの勝利。追加点を奪えない攻撃面でのパンチ力不足は否めなかったが、手堅いゲーム運びで相手に付け入る隙を与えず。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
65分には混戦から際どいシュートを放たれるも、慌てず阻止。正確なキックも光った。
 
DF
27 松原 健 6
リスクを冒さず右サイドの守備で奮闘。パスを出した後の崩しにひと工夫が欲しい。
 
22 中澤佑二 6.5
ブラジル人2トップをしっかり監視。先手を取る守備でピンチを未然に防いだ。
 
34 ミロシュ・デゲネク 6(71分OUT)
打点の高いヘッドで金井のゴールを引き出す。常に安定していたが、無念の負傷交代。
 
MAN OF THE MATCH
13 金井貢史 6.5
素早い反応でこぼれ球を押し込み、先制点をゲット。タイミングの良い攻撃参加も効いていた。
 
MF
5 喜田拓也 6.5
エネルギッシュに動き回り、中盤の守備力を高めた。51分には鋭い読みでウイルソンとの1対1を制した。
 
14 天野 純 5.5
前半は攻撃も守備もやや中途半端な印象。終了間際の右足で放った決定機は決めるべきだった。
 
20 マルティノス 6(87分OUT)
右サイドから多彩なアプローチ。20分の自ら持ち込んで放ったシュートはブロックされた。
 
33 ダビド・バブンスキー 5(68分OUT)
ミスが散見され、攻撃の起点になれなかった。周囲とのコンビネーションも課題を残す。
 
10 齋藤 学 5.5
フリーになる瞬間も、思うようにパスが届かず。43分の遠目からのシュートは枠を捉えなかった。
 
FW
16 伊藤 翔 6
高い位置での守備、ポスト役、フリーランと多くのタスクをこなした90分間だった。
 
交代出場
MF
6 扇原貴宏 6(68分IN)
ボランチで出場。柔らかいパスを出し、プレスバックでも手を抜かず。攻守に奮闘した。
 
DF
4 栗原勇蔵 6(71分IN)
デゲネクの負傷を受け、急きょ出場。敵と激しくぶつかり合うも平然とプレーし、ゴールを守った。
 
MF
25 前田直輝 -(87分IN)
限られた出場時間のなか、アグレッシブにプレーに絡み、攻撃の勢いをキープした。
 
監督
エリク・モンバエルツ 6
リスク管理を徹底して連敗ストップ。デゲネクの負傷にも慌てず対処した。

【横浜1-0甲府 PHOTO】金井の一撃で横浜がリーグ4試合ぶりの白星を挙げる!
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
甲府 5.5
一瞬の隙を突かれ久々の失点を許すも、堅牢な守備に綻びはなかった。一方、ウイルソンの復帰で期待された攻撃面は、連動性に乏しく、迫力を生み出せなかった。
 
【甲府|採点・寸評】
GK
23 岡 大生 5.5
デゲネクのシュートはストップも、そのこぼれ球を押し込まれて痛恨の失点を喫した。
 
DF
5 新里 亮 6
身体を張ったシュートブロックでゴールを死守。周囲との連係も問題なかった。
 
3 畑尾大翔 6
32分の決定的なピンチをクリア。際どいクロスも弾き出すなど、全体的に悪くなかった。
 
6 エデル・リマ 6
力強くボールを前に持ち運び、攻撃をサポート。局面の勝負でも強さを発揮した。
 
MF
16 松橋 優 5.5(72分OUT)
重心を後ろに置いたプレーで齋藤や金井をケア。ただ、攻撃面では脅威を与えられず。
 
27 阿部翔平 5.5(83分OUT)
左サイドで起点となり、シャドーや2トップとの絡みで崩しにかかったが……。
 
15 兵働昭弘 5.5
相手DFの背後に落とすパスは見事。しかし、失点の場面ではデゲネクに競り負けた。
 
40 小椋祥平 5.5
持ち前の粘り強いディフェンスを随所に披露も、チャンスメイクでは物足りず。
 
14 田中佑昌 6
62分、73分にそれぞれ惜しいシュートを放ったが、ネットを揺らすことはできなかった。
 
FW
10 ドゥドゥ 5.5
球際で激しく、ゴールに向かうプレーは見せたが、最後まで崩し切ることはできなかった。
 
9 ウイルソン 5(83分OUT)
6節・川崎戦以来の先発。サイドに流れて攻撃を組み立てるも、本来のキレを出せず。
 
交代出場
MF
28 橋爪勇樹 5.5(72分IN)
ピッチに立ってすぐ好クロスを供給したが、ゴールには結びつかず。左右のWBをこなした。
 
FW
13 河本明人 -(83分IN)
直線的な動きで同点ゴールを狙う。しかし、求められる仕事は果たせずにタイムアップ。
 
FW
18 道渕諒平 -(83分IN)
強気な突破で相手のファウルを誘うなど、懸命にプレーしたが、ゴールは遠かった。
 
監督
吉田達磨 5.5
河本、道渕の同時投入で3-4-3にシフトも、相手を慌てさせるまでには至らなかった。
 

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。