仏リヨンのフルビエール美術館で、展示物の古美術品を鑑賞する女性(2014年3月20日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス中部リヨン(Lyon)の美術館から1800個近くもの宝石がちりばめられた19世紀の王冠が盗まれた。被害に遭ったフルビエール美術館(Museum of Fourviere)が13日、明らかにした。

 同美術館によると、窃盗犯らは12日深夜から翌未明にかけて「高度なセキュリティーシステム」の突破に成功し、館内に侵入。最も重要な展示品である聖マリアの王冠「クラウン・オブ・ザ・バージン(Crown of the Virgin)」や指輪、杯を奪って逃走した。

 盗まれた王冠は1899年に作られたもの。当時のリヨンの富豪らが寄贈した宝石と真珠1791個が施されており、その価値は100万ユーロ(約1億2000万円)以上とされる。美術館によれば、冠の宝石については昨年に研究チームが労を惜しまずすべて記録をとっており、これが捜査の助けになると期待される。

【翻訳編集】AFPBB News