東京発北京行きのパキスタン航空(PIA)の便で、操縦席が立ち入り禁止の操縦席に無許可の女を連れ込んでいた。写真はパキスタン発サウジアラビア行きのPIA旅客機( FAROOQ NAEEM/AFP/Getty Images)

写真拡大

 5月10日、東京発北京行きのパキスタン国際航空(PIA)853便で、操縦士以外はは立ち入り禁止とされる操縦席に若い女を連れ込み、2時間航行していたことが明らかになった。PIAは安全管理を怠っているとして追及されている。 

 偶然、同機に乗り合わせた現地メディアの記者が自身の携帯電話で、若い女が操縦席にいる様子を撮影した。

 同機に搭乗していたパキスタンの「ジオ・ニュース」記者によると、2時間のフライトで、操縦席に操縦士1人と女だけの時間もあったという。同便は当時、乗客乗員150人あまり。記事は、女は中国人と報じている。

 飛行機が北京に着陸し、女が操縦席から出てきたところ、記者はビデオ撮影しながら「なぜ操縦席に入れたのか」「機長らの友人か、親戚か」などを質問した。女は回答を拒んだ。

 航空関連法では、安全上の理由から、許可のない人物が操縦席に立ち入ることは禁止されている。

 PIAのスポークスマンによると、この操縦士は現在、捜査のために操縦任務から外れたという。また民間航空局の事務局は事件の捜査を指示したと発表している。

 PIAが、操縦士以外立ち入り禁止区域について問題が指摘されたのは、今回が初めてではない。2015年12月にも機長がパキスタンの政党「パキスタン正義運動」党首の前妻を操縦席に入れ、トラブルが発生した。

(翻訳編集・佐渡 道世)