「出産」を考えるときに、同時に考えたいのがキャリアのこと。というのも、子供がいることで、就職面や仕事の継続という面に影響があるから。コスモポリタン イギリス版によると、今回、アメリカのコーネル大学で社会学教授を務めるシェリー・コーレルさんが実施した調査の結果、この問題が実証されたそう。

同調査では、女性が子持ちだと就職面で不利であるにも関わらず、男性の場合、子どもがいることは就職時に有利になることが判明。

<ニューヨーク・ポスト>によると、シェリーさんは偽の履歴書を数百通作成し様々な企業に送付したそう。その内容は、ほんの数点を除いて、ほとんどが共通した内容。履歴書の半分には男性の名が、残りの半分には女性の名を記載し、それぞれの半分の履歴書には子どもがいることをほのめかした。

すると、子供がいると書いた男性は、今回の実験で送付された他のグループと比べ、面接への連絡はわずかに高く、母親であることを示唆した女性の場合、就職を希望した企業からの回答が、子供がいる男性に比べ50%少ないという結果に。

つまり、子がいる女性は仕事面に支障を来たし、男性は責任感やリーダーシップの面で望ましいとみなされているということ?

加えて、同教授は研究室でも給料について同様の実験をしたところ、その結果、子どもがいる女性が仕事をオファーされた際、提示された給料は子どもがいない女性よりも11,000ドル(約120万円)低かく、その一方で、子どもがいる男性が仕事をオファーされた場合、子どもがいない男性より平均して2,000ドル(約22万円)高い給料を提示されたとのこと。

これでは、出産後も社会に貢献している女性には新たなキャリアのチャンスが少なく、賃金も少ない上に、養育費がかかる…という、貧困スパイラルに陥ってしまう可能性も高まる可能性が…。この調査はアメリカで行われたものの、日本でも決して他人事ではなさそうだ。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

COSMOPOLITAN UK