日本国内には中国人旅行客をカモにする闇ガイドが暗躍しているという。せっかく日本を訪れた中国人客に旅行を気持ち良く楽しみ、トラブルのないまま帰国して欲しいと願う日本人にとって、闇ガイドの問題は速やかな解決が必要な問題の1つだが、闇ガイドが簡単に中国人旅行客たちを騙せるのはなぜなのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本国内には中国人旅行客をカモにする闇ガイドが暗躍しているという。せっかく日本を訪れた中国人客に旅行を気持ち良く楽しみ、トラブルのないまま帰国して欲しいと願う日本人にとって、闇ガイドの問題は速やかな解決が必要な問題の1つだが、闇ガイドが簡単に中国人旅行客たちを騙せるのはなぜなのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は9日付で、「中国人を最もよく理解しているのはやはり中国人だ」とし、日本において中国人旅行客をカモにしている闇ガイドは中国人であると伝える記事を掲載した。

 記事は、日本のテレビ番組が日本で暗躍する「中国人闇ガイド」について特集した内容を紹介、例えば中国人の闇ガイドは闇免税店で買い物をさせるために、中国人旅行客たちに対して「日本ではどの店でも同じ価格で買い物ができるように観光庁がルールを定めており、他の店に行く必要はないとウソをつく」と説明した。

 また、中国人闇ガイドは「ノーベル賞を獲得した世界で唯一の化粧品を日本人が開発した」などと述べ、さらにその化粧品は「日本国内でしか売られておらず、絶対に輸出もされない商品だ」と主張、中国人旅行客に高額な製品を売りつけていると紹介した。

 記事は、国外には「同胞を専門に騙す」中国人がいるという話は特に新鮮な話題ではないと伝え、一部ではかねてより「国外に出るときにもっとも警戒すべきは同胞である」と指摘されていたことを紹介。国外在住の日本人や米国人も自国民を騙そうとするのかは分からないとする一方、国外在住の中国人が同胞を騙すという事例は確かに存在すると伝えた。

 中国人と日本人の相違点の1つとしては、中国人は一度警戒心を解くと、日本人に比べてかなり短時間で他人と打ち解けることができることが挙げられる。もちろん人それぞれ個性は異なるが、見知らぬ人とすぐに仲良くなれる中国人は多い。この点は中国人闇ガイドもよく理解しているため、あっという間に中国人旅行客たちの信頼を勝ち取ることができるに違いない。また中国人旅行客たちにとっては、日本という異国で同郷のガイドに案内されているという安心感もあるだろう。

 こうした安心感や信頼に付け込まれ、騙される中国人旅行客が少なからず存在するという事実は、日本が観光立国となるうえで根絶する必要のある問題と言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)