大人の女性が発症しやすいとされる「バセドウ病」。近頃では歌手の絢香さんやサッカープレイヤーの本田選手がバセドウ病に苦しんでいると報道されています。しかしバセドウ病について具体的にどのような病気でどのような症状が起こるのか、知らない人が多いようです。そこでバセドウ病について調べてみました。

バセドウ病の原因は甲状腺機能の亢進

バセドウ病は主に代謝をつかさどる甲状腺という臓器が過剰に働いてしまい、それに伴いさまざまな症状が起こる病気です。甲状腺はホルモンの分泌を行っている臓器の一つであるため、亢進すれば甲状腺ホルモンが過剰につくられてしまいます。甲状腺に異常を伴う病気は特に大人の女性に多いとされていて、具体的には男性:女性比=1:9と報告されています。ちなみにバセドウ病を発症する年代は20〜30代が多いようです。

バセドウ病が起こるメカニズム

バセドウ病は自己免疫疾患になります。自己免疫疾患とは通常自分の身体を守るために機能している免疫機能が、逆に自分の身体を攻撃してしまう症状のことです。バセドウ病はさまざまな理由から甲状腺が異常に刺激され、甲状腺が過剰に活動してしまうのです。甲状腺を異常に刺激する犯人は抗TSH受容体抗体とされていて、何故このような抗体がつくられるのかはまだわかっていないのです。そのためバセドウ病は謎につつまれた病気でもあります。

バセドウ病に伴う症状

バセドウ病となると具体的にどのような症状を発症するのか。見た目からわかる症状としては、眼球が突出してくる、首もと(甲状腺)が腫れてくる、といったものが有名です。そして肉体や精神に症状を伴うものとしては、熱くないのに汗をかく、動悸を感じる、怒りやすくなる、疲れやすくなる、異常に食欲が高まる、体重が減少してくる、手が震えるようになる、といったものです。

これらのバランスはホルモンによって保たれているため、バセドウ病になりホルモンが異常になることでこれらの症状が起こります。現在は甲状腺ホルモンを抑える薬物療法が浸透していて、適切に治療を行えば健康な人と同様に生活ができるそう。特にはっきりした理由もなく、疲れやすい・怒りっぽい・動悸や息切れが起こる・汗をかいているといったことが気になるようであれば、一度病院で診断してみてもらうのも一つかもしれませんよ。


writer:サプリ編集部