テニス、マドリード・オープン、男子シングルス準決勝。勝利を喜ぶラファエル・ナダル(2017年5月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2017)は13日、男子シングルス準決勝が行われ、第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が6-2、6-4で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に快勝し、決勝進出を決めた。

 最初のゲームをラブゲームでブレークし、そのまま圧巻のプレーで勝利したナダルは、これで今季のクレーコートの戦績を無傷の14勝0敗とし、全仏オープンテニス(French Open 2017)開幕を約2週間後に控え、万全の状態を維持しているようにみえる。

 ナダルは決勝でドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)と対戦するが、2週間前にバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)決勝で顔を合わせたときは6-4、6-1で快勝しており、自身5回目となる大会制覇は目前に迫っている。

 ナダルとジョコビッチの直接対決は、今回がオープン化以後では最多となる50戦目。最近はナダルが7連敗中で、2014年の全仏オープンテニス(French Open 2014)以降は、15セット連続でジョコビッチからセットを取れていなかった。

 母国のファンやVIPボックスから見守るクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)らの熱狂的な後押しを受け、これまでの流れを気持ち良く断ち切ったナダルは「最高の結果だ。ノバクにこのスコアで勝つには、最高のプレーをしなければならない」とコメントした。

「敗戦が続いていたので、僕にとって大切な試合だった。それを止められたのは自信になる。過去7試合と現在では状況がまったく違う。この2年間、ノバクはすごく良い時期を過ごし、僕にとって最高の時期ではなかった」

 対するジョコビッチにとっては、ちょうど1年前のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)でナダルと対戦したときと比べて、急激に調子を落としていることが改めて鮮明になった試合だった。

 ジョコビッチは「間違いなくラファの方が良かった。彼が勝利にふさわしい。最初から最後まで試合を支配していた」とコメントした。

 ティエムは6-4、6-4でウルグアイのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas)との日付をまたいだ試合を制し、自身初めてとなるマスターズの決勝へ駒を進めた。
【翻訳編集】AFPBB News