12日、韓国では徹夜で図書館を開放する大学が増える中、一部の学生が飲酒後夜遅くに図書館を利用するなど、あちこちでトラブルが発生している。写真は韓国の大学の図書館。

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2017年5月12日、韓国では徹夜で図書館を開放する大学が増える中、一部の学生が飲酒後夜遅くに図書館を利用するなど、あちこちでトラブルが発生している。韓国日報が伝えた。

韓国の大学は最近、酒を飲んで図書館を訪れる学生に頭を悩ませている。アルコール臭がプンプン、ガーガーといびきをかくなど、周りの学生からは「図書館は寝床か?」という不満の声が上がっているそうだ。ソウル市内の大学に通うある学生からは「大学周辺には24時間営業のカフェやインターネットカフェも多い。特にテスト期間中の『飲酒入室』は理解できない」、またソウル近郊の大学生からは「徹夜で勉強するために図書館を訪れたが、図書館前でビールを飲む学生がいた。大学側は強く注意や制裁をすべき」といった意見が挙がった。

一方で飲酒する学生の方にも言い分があるようだ。ある「図書館就寝」経験者は、「京畿道(キョンギド)の家からソウルに通学しているが、終電がなくなってどうしようもなく図書館で寝ることがある」「小遣いと通学時間の節約のための決定」と弁明する。また特にテスト期間中には、酒を飲んでも「勉強しなければ」という義務感から図書館を訪れる学生もいるとのこと。

この実態に、ソウルの大学関係者は「大半の学校が、学生の学習空間を保障するために図書館を徹夜開放している。図書館の本来の活用目的に反してはならない」と強調し、「期末テスト時からは、案内文を増やすなどさまざまな対策を議論していきたい」とした。

この報道について、韓国のネットユーザーからは「自分の都合で規定違反をする人なんて大学生と呼べない」「酒を飲んで図書館で寝るのを懐事情のせいにするのはどうなの?」「お酒を飲んだら、チムジルバン(韓国版健康ランド)に行くとか、そのお金がなかったらサークルの部室や空き教室に行けばいいのに」「勉強する意欲がないのなら、親のすねをかじらずに働け」と飲酒学生への大ブーイングが起こっており、大学側に対し「飲酒したやつは出入り禁止にしたらいい」「学校で管理しないからこういうことになる。しっかり管理して担当教授に通報、成績に反映させるべき」と対応を求めるコメントも寄せられている。

また、「他人への思いやりがない利己的な行動に他ならない」「西洋は個人主義。韓国は利己主義。韓国人は西洋には情がないと批判するけど、個人主義は他人に迷惑を掛けない」「韓国はなぜ幼い頃から迷惑や思いやりに関する教育がなってないのだろう?」と利己主義への非難コメントも相次いだ。(翻訳・編集/松村)