フジテレビ系列の「月9」枠で放送され、最終視聴率20.9%を記録したドラマ「プロポーズ大作戦」の中国リメーク版が現在東方衛視(衛星テレビ)で放送されている。しかし、その視聴率を見ると…。

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フジテレビ系列の「月9」枠で放送され、最終視聴率20.9%を記録したドラマ「プロポーズ大作戦」の中国リメーク版が現在東方衛視(衛星テレビ)で放送されている。同作品はこれまでの日本ドラマのリメイクの仕方と違い、原作の「良さ」を保ちながらも中国人の好みに合わせるため、日本の監督、脚本家を特別に招き、リメーク版の製作に参加してもらった。しかし、その視聴率を見ると、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉が正しいことが証明されてしまう結果となっている。(文:王晶。濱海時報掲載)

中国に馴染みきれなかった日本ドラマのリメーク版は「プロポーズ大作戦」が初めてではない。中国と日本は一衣帯水であるものの、両国でヒットしているドラマを見ると、その作風は全く異なり、リメーク版の製作の難易度も上がっている。

近年、日本では数々のヒットドラマが登場し、うち、「賢者の愛」や「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」などは若いイケメンにのめり込む熟女、不倫などをテーマにし、「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は、恋愛や結婚、出産に興味を示さない結婚適齢期の若者をテーマにしていた。前者は道徳的価値観に反し、後者は中国の人口政策に逆行している。表現の手法を見ると、日本ドラマの演技はアニメや舞台のようなスタイルになっており、「仰天する」というのが中国の視聴者の大方の評価だ。

また、日本の脚本家は、世界の脚本家の中でも最も「人生の悟り」を語るのが好きな特殊なグループで、言葉のスタイルを見ると、日本は「名言」で励ます「直球系」であるのに対して、中国で人気のドラマは、本題には触れずにかわしていく「変化球」であることが多く、そのタイプは大きく異なっている。しかし、数年前、日本の「オタク」文化が隣国中国でも大人気となったように、日本のドラマの中でたびたび登場する「ちょっとネガティブなフレーズ」が、国境の壁を越えて中国でも流行するようになっている。しかし、中国の若者は、その影響を受けることがないようほどほどの位置にとどめておいたほうがいいだろう。(提供/人民網日本語版・編集KN)