<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 3日目◇13日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(7,217ヤード・パー72)>
雷雲接近により5時間遅れで競技がスタートした13時。最終組から1時間50分前の第1組で出た上平栄道が、この日4バーディ・ノーボギーの“68”でスコアを4つ伸ばしトータル3アンダーの暫定6位タイに浮上した。
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スタートが遅くなるにつれて変化するコースコンディションに上位が苦しむ中、「僕らは雨にも当たらず回れて。傘もいらない感じで良かったですね」とあっという間に18ホールを駆け抜けた。「良いパーパットも入ってくれたし、ショットがついたところでしっかり決められました」とプレッシャーを感じることもなく会心のゴルフを披露。ホールアウトできなかった面々が激しい雨にさらされている時間帯には涼しい顔でマッサージを受けて「早く上がれてよかった」とニンマリだ。
身長158cmのツアー最少プレーヤーとして注目を集めたこともある上平は15年の裏シードで16年シーズン前半戦の出場権を得たが、賞金ランク138位でシード落ち。QTも153位に終わり、今季は下部チャレンジトーナメントが主戦場となる。レギュラーツアー出場で現在決まっているのはこの大会のみ。「予選を2回受けてやっとここに来た感じなので長かった」と伊勢CC(3月7日、8日)の一次予選から勝ち上がって迎えたメジャーの舞台で、少ないチャンスをモノにすべく闘志を燃やしている。
2010年にはこの「日本プロ日清カップ」で4位に入ったのをキッカケに初のシード獲得につなげた。明日の最終ラウンドはスケジュールの関係で組み換えなしで行われるため、上平は同じ第1組でのスタートとなる。この日と同様にプレッシャーもなく、スパイクマークもピッチマークもないまっさらなコンディションで回れるだけに、「組み換えがない方がいい(笑)シレーっといっちゃいたい」と語っていたが、まさに思い描く理想の展開となった。
雷雲接近が演出した、異例のトップスタートからの上位争い。大きなチャンスを得た39歳が再びプロ日本一決定戦を浮上のキッカケにする。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯リーダーボード
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