「いよいよベスト1の発表です!」みたいなテンションにはなれないけれど。

もし地球に小惑星が激突したら…。「小」惑星って言っても、隕石とは違ってかなりの大きさですからね、それは大変なことです。きっといつか見た映画のようにとんでもないことになるに違いない…とは言っても、いまいちピンときません。ならば、科学的に考えてみましょう。

イギリスの科学者Clemens Rumpf氏率いる研究チームが、科学的に「もし小惑星が激突したら…」を考えてみました。Rumpf氏は過去にも同じような取り組みをしており、激突時の衝撃波によって多くの人が死ぬと算出。今回は、どのような理由でどれほどの人が死ぬかを計算しています。いわば、これは小惑星激突世紀末の死因ランキング…。

どれほど死傷者が出るかは、小惑星の大きさ、どういう角度でぶつかるか、どこにぶつかるかなど、いろいろな要因がまざりあってのこと。そこで研究チームは、70%の確率で水上に激突(地球の70%は水なので)するというベースで、小惑星の大きさは直径18mから400m、密度は1立方メートルあたり3,100kgという設定で、5万件ものランダムな衝撃パターンを計算。惑星が大きければ大きいほど、熱による死傷者の数が増えるものの、平均をとると以下のような感じに。

・激突によって起こる強風に飛ばされ激突:死傷者の約45%
・熱に焼かれる:死傷者の約30%
・津波:死傷者の約20%
・衝撃で臓器破裂:死傷者の約5%
・地震:死傷者の約1%未満

ただ、小惑星が海に激突した場合は、60〜80%の死傷者は津波が原因になるとのこと。なぜこんな知りたくもないデータを…と言いたくなりますが、緊急時の対策や避難計画を作るのに役立つ数字なんだそうです。

・恐竜は急に絶滅したんじゃなく、隕石衝突前から死に体だった?

top image: AuntSpray / Shutterstock.com
source: Geophysical Research Letters, AGU

Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US[原文]
(そうこ)