タイプ別の見え方。(左から) 遠近両用タイプField、中近重視のCity、室内用タイプRoom

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メガネレンズ事業を担うHOYAビジョンケアカンパニーは2017年5月9日、新たな累進屈折力レンズ「HOYALUX Synchro(ホヤラックス シンクロ)」を発売した。

累進屈折力レンズは、いわゆる「継ぎ目のない」遠近両用レンズ。新製品は、初めて同レンズを使用する人が感じやすい「ユレ」や「ユガミ」を軽減しすっきりした視界を実現したという。

「ユレ」や「ユガミ」を軽減しすっきりした視界に

「HOYALUX Synchro」は、新しい累進設計である「両面シンクロ累進設計」を採用。メガネレンズ外面と内面の両面の設計をシンクロ(=同調)させることで、累進屈折力レンズを初めて使う人が感じやすい「ユガミ」などを抑え、これまでにない見やすさを提供するという。

遠近両用タイプの「Field(フィールド)」、遠近両用タイプ(中近重視)の「City(シティ)」、室内用タイプの「Room(ルーム)」の3タイプをそろえ「一人ひとりの見たいニーズに合わせて選べる」ようにした。

日本医用光学機器工業会の「メガネの総合情報サイト」である「メガネ・ポータル」によると、累進屈折力レンズの「累進」は「徐々に上位に進む、数の増加につれてそれに対する割合が増える」という意味で、累進屈折力レンズは、単体で「遠くのものから近くのものまで、連続的に見えるように度数が変化」している。つまり「物を見ようとしたときの距離と角度に、焦点が合うように作られたレンズ」。

日本眼科医会のウェブサイトでは「累進屈折力レンズは、レンズの側面に収差が詰まっているので、左右を見るときに違和感があり、使用法に慣れが必要。通常は、日頃メガネをかけている近視の人はこのレンズに慣れやすいが、正視や遠視の人は慣れにくいことが多いといわれている」としている。