13日、中国メディアの中国新聞週刊が、なぜ中華料理はユネスコ無形文化遺産登録に成功できないかについて分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中華料理。

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2017年 5月13日、中国メディアの中国新聞週刊が、なぜ中国料理はユネスコ無形文化遺産登録に成功できないかについて分析する記事を掲載した。

記事は、中国は美食大国とも言われるが、ユネスコ無形文化遺産の登録には成功していないと指摘。近隣の韓国と日本は、キムチ文化と和食が2013年に登録に成功しており、日本、韓国、中国の文化や食習慣は密接なかかわりがあるにもかかわらず、中国料理だけがユネスコ登録できていない現状を嘆いた。

その理由について記事は、中国料理は火加減に特徴があり、強火で炒めることや油で揚げるなどの調理方法が一部の外国人から不健康と思われることや、動物の内臓を使用することが米国人には受け入れられないことが関係しているとした。

また、19世紀末から20世紀にかけて多くの中国人が海外へ移民したが、生活条件が悪く、中華街で売られる中国料理は安物というイメージが定着してしまったと分析した。

それで、無形文化遺産登録に向けて、中国料理はその特徴を堅持し、独特な調理方法に対して自信を持って伝統文化と結びつけることが重要だと指摘。さらに、影響力のある食品メーカーによる活動も必要だと論じた。

これに対し、中国のネットユーザーから「それでも中国料理が世界一おいしいと私は思う」、「不合理な評価システムなんて認めない。クジャクの美しさについてカラスの評価が必要だろうか?」などのコメントが寄せられ、必ずしも申請は必要ではないとの意見が少なくなかった。

また、「中国料理は複雑すぎるから外国人には理解できないんだよ。韓国料理も和食も簡単だからな」との主張や、「すべてに添加剤を入れたら成功するんじゃないか?」と皮肉を込めたコメントもあった。(翻訳・編集/山中)