台湾鉄路管理局提供

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(台北 13日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は、6月に蒸気機関車(SL)を使ったクルーズ列車を運行する。CT273が牽引する特別列車「仲夏宝島号」コース、DT668と転車台見学をセットした新コースなど、日本や韓国などの鉄道ファンからも注目が集まりそうだ。

CT273は戦前の日本でつくられたSLで、「貴婦人」の愛称で親しまれる日本のC57と同型。2014年に「仲夏宝島号」として復活して以来、大好評を博している。台鉄によると、CT273は、同型であるJR西日本の「やまぐち号」と姉妹列車提携を結ぶことが決まっており、締結式が6月24日に東部・花蓮県の玉里駅で行われる予定になっている。台鉄は、この機会にぜひ東部を訪れてほしいと旅行客にアピールしている。

今年の「仲夏宝島号」は6月24日、7月1日、同8日の3回運行で、東部の玉里−台東間をクルーズ列車方式で走る。東部は風光明媚な景観で知られ、緑の山景色と田園地帯の中を走り抜けるSLは、乗るだけでなく、撮影愛好者にも人気が高い。旅行客の利便性を高めるために、SL運行に日程を合わせた北部・中部出発の2泊3日プランも用意されている。

一方、DT668は日本のD51と同型のSLで、6月10日に出発する1泊2日のクルーズ列車の旅の一部として、中部の彰化駅―北西部の竹南駅間を走る。北西部で名高い山間を走るローカル線・内湾線の終点、内湾駅に新しくお目見えした転車台見学や、海に一番近い木造駅で、5分歩くと海に出る新埔駅などがコースに組み込まれ、海あり山ありのバラエティーに富んだ旅を楽しめる。

(陳葦庭/編集:塚越西穂)