マドリード・オープンで奇跡の一打を放ったパブロ・クエバス【写真:Getty Images】

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クエバスが観客総立ちのミラクル打…大会側が動画紹介「ショットオブザイヤー」

 まさに神技――。世界のトップ選手が出場し、現在、熱戦が繰り広げられている男子テニスのマドリード・オープンでファンも思わず総立ちのミラクルショットが飛び出し、大会公式ツイッターが動画付きで公開。「ショット・オブ・ザ・イヤー」と大絶賛している。

 にわかに信じられないような驚嘆ショットを放ったのは、世界ランキング27位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)だ。

 準々決勝の世界ランク19位、アレキサンダー・ズベレフ(ドイツ)戦。第1セットを落として迎えた第2セット、第2ゲームだった。相手のサービスから始まった攻防はネットプレーとなり、緩いショットでクエバスは前方に引き出された。これをなんとか返したが、ズベレフはガラ空きとなった後方を見逃さず、相手の頭上を越える山なりのショットを放った。ズベレフのポイント――。誰もがそう思った瞬間、神がかり的なプレーが生まれた。

 クエバスは懸命にターンし、後方に猛ダッシュ。バックラインを大きく越えたところで、なんとかボールに追いついた。すると、ネットに背を向けたまま、ラケットを体の前から後ろに向かって一閃。ノールックで放たれたショットは相手のサイドライン際へ。これにズベレフは一歩も反応できず、クエバスのポイントとなった。

 会心のショットが決まったのを確認すると、クエバスはネットに背を向けたまま左手を掲げてガッツポーズ。ミラクルショットを目の当たりにした場内は大歓声に包まれ、ファンの多くが試合中にも関わらず、スタンディングオベーションで称賛の拍手を送るばかりだった。

世界中から絶賛の声「テニス史に残るポイント」、全米OPはテニス少年に“忠告”

 この模様は大会側が公式ツイッターに動画付きで紹介。「ショット・オブ・ザ・イヤー」のコメントを添えたが、衝撃のプレーに世界中から反響が寄せられている。

 全米オープンの公式アカウントは「キッズ達、家でマネしないように」と思わず家の中でマネしたくなるだろうテニス少年たちにユーモアたっぷりに忠告。さらに、ファンからも絶賛のコメントが相次いだ。

「今大会のハイライトだ」
「なんとも言葉で言い表せない瞬間」
「本人もちょっと驚いているね。それにしても信じられない一打だ」
「どうやって?どうすれば?」
「とんでもない一打」
「テニス史に残るポイントだ」

 このプレーで勢いに乗ったのか、第1セットを落としていたクエバスは第2、3セットを連取。逆転で4強進出を決めた。準決勝では、再びランキング上位の世界ランク9位、ドミニク・ティエム(オーストリア)と激突するが、ファンを驚かせるようなショットで強敵を撃破できるか。クエバスのラケットから放たれるショットから目が離せない。