ザ・チェインスモーカーズ「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」MV

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 ザ・チェインスモーカーズの最新ヒット・シングルであり、コールドプレイとのコラボ曲「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」のMVが公開された。

動画はこちら。

 同MVの脚本・監督・プロデュースを手掛けたのは川村元気。また、主演に小松菜奈、キャラクターデザインに『宇宙兄弟』の小山宙哉、振り付けとダンス・パフォーマンス指導にはケント・モリ、CGディレクターに映画『バクマン。』など数々の著名なCGを生み出してきた阿部伸吾など、各ジャンルのトップクリエイターが集結している。同MVでは、スーパーヒーローになる夢を抱く少年が、ある女性に出会って淡い恋心と憧れを抱き、成長していく様が描かれている。オーディションで選ばれた小学5年生の桐本幸輝が、小松の相手役を務めている。(リアルサウンド編集部)

■コメント

・小松菜奈

(ザ・チェインスモーカーズの曲は)友達とドライブしてたときにラジオから流れてきて知りました。耳心地がすごく良いし、自宅でリラックスしてるとき、元気に散歩してるとき、どこで聴いても飽きないですし、大好きです。アルバムを皆さんにたくさん聴いて欲しいなって思います。

(今回のビデオ撮影では)緊張したのも難しかったことも、そして楽しかったのもダンス・シーンでした。なかなかできない自分に悔しい思いもしたんですが、(共演した)幸輝くんの一生懸命さや現場の雰囲気に元気づけられて、楽しくできました。

「えー!監督までやっちゃうの!?」って思いましたが、川村さんの映像作品に、すごく素敵ですごく好きだなって思う曲のミュージック・ビデオでご一緒できてとても嬉しかったです。

・川村元気

小松菜奈さん、子供が大好きだということを前から聞いていて。そんな小松さんが少年とふたりきりでお芝居をしたら、新たな魅力を放つのではないかとずっと思って機会を伺っていたんです。

この曲の歌詞が、ヒーローに憧れるけどそんな能力もないって男性の気持ちと、それに優しく寄りそうような女性の言葉が入ってくるものだったので、小松さんと少年(桐本幸輝くん)にその関係を持ち込んでみようと思ったのが着想でした。

今回は自分が監督することもあり、いろいろなクリエイティブが複雑に絡み合って成立する、新しいミュージック・ビデオの表現を生み出したいと思いました。結果「ストーリー」を「実写の映像美」と「アニメーション」の融合で描きつつ、そこに「ドキュメンタリー的」な緊張感が加わってくる作品にすることを決めました。まず脚本を時間をかけて構築し、撮影や照明やキャラクターデザイン、CG、アニメーション、振り付けに日本屈指のスタッフに集まってもらい、そこにオーディションで出会った芝居経験がゼロの桐本幸輝くんが小松菜奈さんと共演することで信じられない成長を遂げるというドキュメンタリー的な緊張感を加わえていきました。このギリギリのバランスをつくることで、自分にしかできない作品になったかなと思います。あと、なにより小松さんがすごく子供好きで、2日間という撮影期間内に桐本くんとの距離をどんどん縮めて、彼を立派な俳優にしてくれたことがストーリーの部分に大きく影響してますので、そんな2人の雰囲気も見ていただきたいなと思います。

・ケント・モリ

今回のストーリーラインと同じように、(桐本)幸輝がオーディション受かってからリハーサルを始めた初日には全然できなかったことを、短い間に毎日のように練習した思いと、時間と、エネルギーと、チャレンジの全部がつまっているのが最後のサビなので見ごたえあると思います。

今回、幸輝が踊ってるのは「Breakin’(ブレイキン)」というスタイルで、それを教えてるのが小松菜奈ちゃんなんですが、2人の頑張りに、真剣に取り組めばかたちになるって僕自身あらためて感じました。この曲もダンスも万人のためにあると思います。このビデオを見てダンスを始める人がいたら嬉しいです。

・小山宙哉

また映画「宇宙兄弟」チームともコラボさせていただき嬉しく思っています。

「ブレイクダンスをして足技で闘うヒーロー」という設定をいただきました。回転する時に何かをなびかせるのが動画で見た時かっこいいだろうと思い、ロングコートを着たヒーローや、腰に布を巻きつけたヒーローなども描きました。最終的にはやはりシンプルでわかりやすく、アメコミヒーローでもお馴染みのマントスタイルに、バンダナを加えたヒーローに決まりました。

劇中に出てくる“少年の描いた絵“はこの少年と同世代の僕の娘に描いてもらったものです。仕事で親子初共演させて頂けたのも嬉しい出来事となりました。