反日愛国青年だったという中国人が、日本に興味を抱くようになったきっかけや、日本旅行で感じた思いをつづっている。

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中国のインターネット上に日本旅行に訪れた中国人がその感想をつづったブログが掲載された。以下はその概要。

日本は私にとってなじみのある国であり、同時にまた見知らぬ国でもある。日本の家電製品やアニメはとてもなじみのあるものだが、日本人または日本という国に近距離で接触したことは一度もなかった。

中国と密接な関係のあるこの国について、多くの中国人が複雑な感情を抱いている。私もかつては日本製品不買を叫んだ「憤青(愛国心が顕著な若者)」だった。だが年齢を重ね、日本への理解も深まるにつれ、日本という国に触れてみたいと思うようになった。日本へ行ったことのある知人は全てと言っていいほど、日本という国を肯定的に評価している。民度の高さや清潔な街並み、整然とした交通秩序が、私の好奇心をかき立てたのだ。

今回の日本旅行は3カ月前から計画を立て始めた。すべてのスケジュールを自分で予約した。仕事を終え家に帰ると、ほぼすべての時間をこの計画に費やした。

10日間の日本旅行の印象を一言で言うと「先進」だ。高層ビルの数や交通量、ブランドショップの数などを言っているのではない。大阪から富良野まで、都会から地方まで、清潔な街並みが保たれ、ごみ箱が設置されていない通りもあった。人々は交通ルールを守り、接客スタッフの対応はこちらが恐縮してしまうほど優れている。日本人の民度の高さは日常生活で垣間見ることができ、歴史的建造物の保存の良さなど文化に対する敬意は、文化の起源であるわれわれ中国人が学ぶに値するものだ。

中国のGDPが日本を上回ってずいぶんたつ。だがわれわれはこうした数字だけでのぼせ上がってはいけない。先進的な日本との格差は依然として大きい。自分の国を愛する最善の方法は、自らの素養を高めることだ。人々の民度が向上しない限り、中国は豊かな強国になれないだろう。(翻訳・編集/柳川)