連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第6週「響け若人の歌」第35回 5月12日(金)放送より。 
脚本:岡田惠和 演出:田中正


35話はこんな話


はじめてのお給料日。みね子(有村架純)は、手取り6千円の給料のうち5千円を実家に送る。

初めてのお給料日


「ちゃんと頑張って生きてないと神様は気づいてくれない」と言う愛子(和久井映見)。
ちゃんと頑張って髪を巻いてないと神様が気付いてくれないとばかり、髪を毎日キレイに巻いているのだろうか。
34話の神様トークを35話でも繰り返したあと、乙女寮のひとたちの「恋は優し野辺の花よ」のコーラス。美しい歌声に癒やされる。
そして日々が過ぎ、初めての給料日。あっという間に1ヶ月が経った。
「(給料袋)ずっしり重く・・・は残念ながらないけど」とかみ締めるみね子。
給料手渡しは実感あって嬉しいものだけれど、盗難のおそれがある。3年後に起こる3億円事件によって振込制に移行していったと増田明美のナレーションが教えてくれた。
この時代よりもっとずっとあとだけれど、筆者はその昔、バイト代を手渡しされ、みごとにその日、バイト先でちょっと目を話したすきに盗まれてしまった苦い経験を思い出した。振込に限る!

欲しかったブラウス


訪問販売が来て、お給料でお買い物。
まず、妹と弟に文房具を買ってあげるみね子。やっさしぃ〜。給料の8割以上を仕送りしているうえにさらに
プレゼントも買ってあげるって優し過ぎる。
でも素敵なブラウスは残念ながら買えない。950円もするから。千円しかお小遣いがないから。しかもすでに弟と妹のために60円を使ってしまっていたから。
諦めたところ、他の子がそのブラウスを購入してお出かけしていく。
しょんぼりみね子。
すると、お母ちゃん(木村佳乃)から荷物が届く。
中には訪問販売の品よりも良さげなブラウスが入っていた!
「みね子がこんなの好きじゃないかなと思ってつくりました」と手紙には書いてあった。
やっぱり神様は見てくれているんだなあと思わせるエピソードだ。
思わず泣いちゃうみね子。
唇をかみしめ、涙こらえる(でもうるっとしてる)時子(佐久間由衣)。
見ているほうも、また泣けました。
(木俣冬)