世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチ【写真:Getty Images】

写真拡大

マドリードOP準々決勝、右手首痛で棄権…通算14度目の直接対決実現せず

 男子テニスシングルスの世界ランキング8位・錦織圭(日清食品)はマドリード・オープン準々決勝の同2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦を故障していた右手首の痛みのため棄権した。14度目の直接対決は実現せず、「ジョコビッチはスペインで最大の難敵と対戦するはずだった」と海外メディアは報じている。

「ノバク・ジョコビッチがマドリード・オープンでケイ・ニシコリ相手に不戦勝」と報じたのは英衛星放送「スカイ・スポーツ」電子版。

 記事では「世界ランク2位の男はフェリシアーノ・ロペスをストレートで下し、ニコラス・アルマグロをなんとか倒した後、スペインで最大の難敵と対戦するはずだった」と報じている。

 過去対戦はジョコビッチの11勝に対し、錦織は2勝。だが、2014年の全米オープン準決勝で錦織がジョコビッチを倒し、自身唯一のグランドスラム決勝にたどり着いた思い出の相手でもある。

 長年連れ添ったコーチ陣と袂を分かったばかりのジョコビッチにとって、錦織は最大の試練となるはずだったが、錦織に異変が起きた。

世界ランク9位後退濃厚、次戦出場には慎重「全仏はより重要なので」

「ローマではプレーすると思いますが、様子を見たいと思います。今ここでプレーするか、辞退するのかは約束できない。全仏はより重要なので」

 錦織のコメントを紹介。今後は14日開幕のイタリア国際に出場予定だが、その後は最大目標の全仏オープン(28日開幕)が控えており、慎重な姿勢を見せた。

 記事でも「ここ数か月悩まされている手首の故障が再発した。全仏オープンを視野に入れ、彼はリスクを冒すことを避けた」と報じられている。

 今大会後の世界ランクでは9位への後退が濃厚。全仏オープンで準々決勝まで上位との対戦が避けられる第8シード以内を維持するためには、イタリア国際でポイントを稼ぐ必要がある。

 全仏オープンまであと2週間。果たして、錦織は万全の体調を取り戻せるだろうか。