食事を減らしているのにやせない? その原因は「間食」かも

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 薄着の季節がやってきました。そこで気になるのが“体のライン”。でも、食事に気をつけて摂取カロリーを減らしているに、なかなかやせられない……なんていう人もいるのでは?

「そういう人は、たいていが間食でカロリーオーバーになっていることが多いんです」というのは、柔道の男女日本代表の栄養管理を担当する管理栄養士・上村香久子さん。選手の中にも同じように減量に悩む人がいるのだそうです。

「ある日、すごく食事に気を使っている選手が、減量できないんですと言ってきました。調べてみると、3回の食事に加えて間食、おやつのエネルギーだけで1日1000kcalを超えていたんです。1回に食べる分量は少ないのですが、回数が重なってオーバーカロリーになっていたんです」(上村さん)

 激しい練習が終わって、ホッとして清涼飲料水と菓子パン、仕事の合間に缶コーヒー……などということが重なりカロリーオーバーに。いくらハードな練習や稽古をしても、結局プラスマイナス・ゼロになり、減量がうまくいかないのだそう。

「特に女子選手は菓子類、スイーツが好きで、やめられない人がいます。食事もしっかりとっているんですが、つい間食してしまう。それで減量ができない。そういう人には『食べてもいいから、買う前に成分表示を見て、お菓子とジュースを合わせて1日200kcalまでにしてね』と言います。『どうしても食べたいのなら、練習前の朝のケーキならまだ許します』と言ったこともありました(笑)」(上村さん)

 平均的なショートケーキ1ピースのエネルギーは340〜360kcal、メロンパン1個はだいたー350〜400kcal。食事のカロリーや栄養素は気にしても、間食を取り過ぎていることに気が付いていない人が多いのです。仕事で頭を使うと糖質や甘味がほしくなるもの。しかし、自分では少ししか食べていないつもりでも、“チリも積もれば山となる”。

 食事のカロリーに気を使っているのにやせられないというあなた、思い当たるところがありませんか?

(医療/フィットネスライター 松尾直俊)