10日、韓国メディアによると、韓国のディスプレイ装備産業の競争力が日本はもちろん、中国にも劣っていることが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。

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2017年5月10日、韓国・電子新聞によると、韓国のディスプレイ装備産業の競争力が日本はもちろん、中国にも劣っていることが分かった。韓国は世界のディスプレイ市場1位を誇る国であるが、後方連関産業では日本に追いつけないばかりか、中国に追い抜かれる危機に陥っているという。

韓国ディスプレイ産業協会が調査した2017年1〜3月の国別の中国パネル企業の装備受注結果によると、日本の装備企業が全体の発注額の51%を占めた。中国の装備企業は15.76%の受注額を記録し、14.02%の韓国を上回った。

これを受け、同協会のイ・ヨンギュ中国協力センター長は「日本の装備企業が安定した強さを見せる中、中国の装備企業が新たに成長を遂げている」と説明し、「多くの韓国装備企業が主要な前工程装備市場に進出したが、日本の装備に対する中国の選好度が高い上、中国政府や現地のパネル製造会社が装備の国産化を進めているため、韓国企業との競争はますます激しくなるだろう」と述べた。装備企業関係者は「中国は技術の難易度が高くない分野を中心に装備の国産化を進めている。また、参与する企業もまだ少ないため、今すぐに韓国の企業に脅威をもたらすレベルではない」とし、「韓国の課題は世界屈指の企業と競争しつつ、後発企業が短期間で追いつけないよう高付加価値を中心に技術力を高め、規模の経済を備えること」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「安い労働力だけに依存しようとする韓国の後進国的な企業マインドがもたらした結果」「韓国は基礎科学に忠実でないから」「正直、設備や装備、技術力は日本の3分の1の水準」「半導体の装備も日本を超えることができない」「半導体も同じ。まずは日本製の装備を持ち込み、廉価な韓国の電気料で生産し価格競争で楽をするという構造」「韓国はいつも日中のサンドイッチだ」などと嘆く声が多く寄せられている。

そのほか、「数年後にディスプレイ市場が中国に占領されることは明らか」「中国に半導体の技術を売った産業スパイを捕まえてくれ」「第4次産業時代は創意性が最も大きな宝になる。新技術の開発が生き残る道だが、専門の人材はほとんど韓国から出て行ってしまった」などと指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)